VIDEO
まだ、 まっさらで、でもカッコイイ〜
ロックンロールだよね?
♪Take Me To The Top/Motley Crue (1981年)
モトリー・クルー! さんたち、出番ですぞ〜!
お次は、ラットさんたちと共に、LAメタル・シーンを牽引したグループ、モトリー・クルーさんたちです!今思い返してみると、2ndの「シャウト・アット・ザ・デヴィル(1983年)」のLPを買ったんだよなぁ〜、彼らは?いや、買ったんですよ!いやいや、正確には両親に買って貰ったんですが、不思議なんですよね?翌年の、1984年4月以降に手に入れたはずなんだけど、それほど!モトリー・クルーさんのこと私は好きだったっけ?
いや待て!またまた記憶を辿ってみれば、やっぱり、おー!これは買わなきゃぁ!だったんだなぁ。そして、高校生になり、カバー・バンドでも、ライブまで至らなかった曲もあったけど、演ったんだよなぁ?と言いつつ、今回また聞き直してみたら?いやいや、重たい!こんなにへヴィだったっけ?ガッツリとメタルだよー!彼らのこの時期の曲って、1音下げの、ダウン・チューニングなんですよね?だからかぁ?
でも、後のドロップ・チューニングや7弦ギターを使う、スラッシュ・メタルやへヴィ・ロック系の、言わば先駆者だったんだなぁ?前置きが長くなりましたが、2作目よりも私は、やはりデビュー作の方が好きです!また改めて聴いていて、感じるなぁ!結局は、へヴィ・メタルよりも、ハード・ロック!それも、ポップでメロディアス!が好きだし、あの頃も好きだったんだと思います。
今宵は彼らのデビュー作「華麗なる激情(1981年)」収録の1曲です!
メンバー
ニッキー・シックスさん(ベース)、トミー・リーさん(ドラムス)、ミック・マーズさん(ギター)、ヴィンス・ニールさん(ヴォーカル)
ハードなロックンロール!
シンプルだけど、動きがあるし
メリハリが利いてて
カッコイイよねぇ?
ウィキペディアや、来日公演時のプログラム、いろいろと彼らのあの頃を読んでいたんですが、彼らは正に、セックス、ドラッグ&ロックンロール!を、実践されていた人たちだったんだなぁ?知ってはいたんですが、かなりヤバいとこまで行っていたようですね?リーダーのニッキーさんは、心臓がしばし止まってしまった時があった・・・なんて、相当ヤバかったようですね?
特にドラッグに関しては、60年代、70年代の遺物なんて言う認識だったんだけれど、違ったんだなぁ!彼らモトリー・クルーさんたちは、ギターのミックさんを除いて、すべてがドラッグ中毒に陥っていたとは・・・しかし、レコーディングや、数が半端なく多いライヴを、よくこなせたなぁ?と、不思議に感じます。最終的には、彼らの名作と言われている「ドクター・フィールグッド(1989年)」のレコーディングの前に、きっぱりと立ち切ったようですね?
さて本日のナンバーですが、久しぶりに聴くと、理屈抜きにカッコイイ〜なぁ!ですね。デビュー作は実は、最初は自主制作盤だったんですよね?ラットさんたちは、ミニ・アルバムとしての自主制作盤が残っていらっしゃるようですが、モトリー・クルーさんたちは、自主制作盤を、改めて作り直したものが、メジャー・デビュー作になったようですが、粗削りで、初期衝動的なものがありつつも、キラリと光るセンスも感じられる曲があって、
彼らのアルバムでは、一番好きなアルバムですね!3作目の「シアター・オブ・ペイン(1985年)」も、2作目の前述した、「シャウト・アット・デヴィル(1983年)」とは打って変わって、エアロスミスさんたちのような?ストレートなアメリカン・ロックンロールで、好きなんですが、結局買った2ndアルバムが、それほどでもない!って状況になっちゃってるんだよなぁ。
さてさて、今夜の1曲にまた戻りますが、ストレートなロックンロールなんだけど、リズムが変わる展開があったりもするし、でも生生々しい感じもする!ラットさんは、始めからすでに、完成された感じがするけれど、モトリー・クルーさんたちは、まだまだデビューしたばっかりの、熱い、情熱溢れる、バッド・ボーイズ・ロックンロールだよねぇ?今回聴いていて、モトリー・クルーさんたちの方がカッコイイよなぁ!なんて感じてます。
トミーさんのドラミング!
ヴォーカルのヴィンスさんの、エネルギッシュですが、甘くポップさもある独特の歌声が、彼らには絶対的に必要な要素と言われますが、ホント、今回また聴いててそう感じます!彼の歌声があるから、ポップな要素も出せるんだよね?そして、トミー・リーさんのドラミングが、もうこの時点から、最高に心地良いんだよなぁ!この方もテクニシャンで、背の高い色男で・・・人気ありましたよねぇ?
後の、「♪ワイルド・サイド(1987年)」では、ドラム・セットが回転するって言う、度胆を抜くパフォーマンスを見せてくれて、ショウ・マンとしての魅力も、存分に感じさせてくれるトミーさんですが、もうこのデビュー時から、昔流に言うと、ゴキゲンなドラミングで、聴く者をウキウキさせてくれています!軽快なのに、曲によってはツー・バスの、♪ドコドコドコ・・・も魅せてくれるし、気持ち良いですよねぇ!
ソングライティングに専念?ベースのニッキーさんは、あくまでもシンプルなベース・プレイ!「まずは、良い曲を書くことが大切なこと!」なんて、彼はおっしゃってましたよね?年齢がちょっと上のギターのミック・マーズさんは、ギブソンの黒いレスポールで、思っていたよりも、ヘヴィなサウンドを奏でていたのを知って、ちょっとビックリしています!
ただ、ギターがハードなんで、ポップな要素がまた、浮かび上がるのかもしれませんね?こうやって見て行くと、それぞれ4人の役割が、しっかりと決まっていたんだなぁ〜、もう最初から?そして、YouTubeにて、本日の1曲のPVを発見!あったんですね?知らなかったんですが、ライヴ映像を撮ったものを、シンプルに映し出すのみの映像だけなんですが、初期の彼らのハジける姿を見ることが出来ます!やっぱり、
デビュー・アルバムの頃って、ロック・バンドが一番輝いている!とは良く言いますが、ホントにそうだよなぁ!♪頂上に俺を連れていってくれ!歌詞の方は、俺を、バンドを、トップにまで・・・ってことですかね ?いやもしかすると、ドラッグに関係のあることかも?いずれにしても、この曲も歌詞の意味うんぬんよりも、このロックンロール・グルーヴに身を任せちゃお〜うで、私は十分堪能させて頂いちゃってます!
初期モトリー・クルー!
中々、
いや、相当カッコ良くないですかぁ?
※本日の1曲「♪テイク・ミー・トゥ・ザ・トップ(Take Me To The Top)(1982年)」収録のアルバム「華麗なる激情(Too Fast For Love)(1981年)」は、米ビルボード 200で最高位77位・・・を獲得しているようです。