ロック?ポップ?
いや、デュラン・デュランだよね?
♪Planet Earth/Duran Duran(1981年)
デュラン・デュラン!さんたち、まだ行くぞ!
前回に続き、このブログでは、このナンバーもあえて外していた曲でしたが、やはり、良い曲だよなぁ〜!と言うわけで、書かせて頂きます!今また聴いてみると、生楽器演奏主体のダンスミュージックですが、実はカッコイイ〜ロックナンバーでもあったことにも気が付いて、新たな発見でございます!
今宵は彼ら、デュラン・デュランさんたちのデビュー・アルバム「デュラン・デュラン(1981年)」収録で、メジャー・デビュー・シングルナンバーです!
突っ走るロックナンバー?
でも、ダンスミュージックでもあるし
やっぱりこれぞ、
デュラン・デュランなんだよね?
前回の、「♪グラビアの美少女(1981年)」の、うねり跳ね上がるようなファンク・ビートとは違って、16ビートだけど、シンプルなリズムが続いて行く、ロックナンバー!と言っても間違ってないよね?もちろん、ニック・ローズさんのシンセやキーボード・サウンドが、バックでスペイシーに鳴ってるし、アンディ・テイラーさんのイントロの、ちょっとキーボードのようなサウンドとフレーズ、そして得意のカッティングが出て来ると、
やっぱりダンス・ポップソング!ですねぇ?そして、サイモン・ル・ボン氏の、これぞニューロマンティック・ヴォーカルがご登場!しゃくり上げる粘着系の、これぞあの時代のニューロマ・ヴォーカルが炸裂してます!当時、ミュージック・ライフ誌上で、編集長の東郷かおる子女史が、「サイモンは自分を見失っている!プレスリーのパロディ?・・・。」なんてことをおっしゃていましたよね?
確かにそう見えます!風貌が似てますよね?ただ、今また聴いてみると、これぞサイモン・ル・ボン!甘い歌声が曲にマッチしていて、その王子様ファッションも、彼だけでなく、皆合ってますよね?歌詞の方は、またまた難しい感じで、どういうことを本当は歌っているんだろう?なんてことを感じます。ただ、SFが流行ったのもあの頃でしたよね?しっかりと最先端を取り入れて行く姿勢は、最初から貫かれていたんだなぁ?
ベースのジョン・テイラーさんは、ミュージック・ビデオでリッケンバッカーのベースを弾かれていますが、実際はアリアプロIIの、木目のボディが美しい、彼のモデルとも言われているものらしいですね?ドライヴがかったような圧のある音は、リッケンバッカーだと思っていたんですが。彼らは、アイドル!実は弾いてないんでしょ?なんてことを、この頃は言われていたんだよなぁ。ルックスが良いと、何かと言われちゃうんだよねぇ?
しかし最近、初期の頃の彼らのライヴ映像を見て、聴いてみると、弾けてますよね?粗削りなところもあるようだけれども、ちゃんとアンサンブルもしっかりしているし!これまたミュージック・ライフ誌での、シン・リジィのスコット・ゴーハムさんとの当時のインタビューで彼は、ジョン・テイラー氏と合った時のことを回想し、「彼が私のところにやって来て、一緒にちょっと演ったんだけど、驚いた!かなり弾けるやつなんだねぇ〜?」とおっしゃっていたことを思い出しました。
そんな彼らも今は、経験を積んで、渋さを感じるほどのパフォーマンスを見せてくれています!そして彼らと言えば感じるのは、同じ時期にデビューした他のグループが、今では活動休止?している方々多いけれど、メンバーチェンジはありましたが、デビューから足を止めることなく、着実に、きっちりとアルバムをリリースし、ライヴもちゃんと行っている事実を見ると、
デュラン・デュランは素晴らしいバンドだ!
そう感じるばかりです!グループの創設者である、ジョン・テイラーさんが脱退してからも、彼らはセッション・メンバーを加えてライヴもこなしているんですよねぇ?今現在もギターは、ドム・ブラウンさんって言う、セッション・メンバーがきっちりとこなされています!ここがやっぱり凄いですよね?もちろん、最近、新作をリリースした、ローリング・ストーンズさんって言う、大先輩がいらっしゃいますかが・・・。
今後の活動にも期待しています!
もう最初からあったんですね?
デュラン・デュラン節って?
※本日の1曲「♪プラネット・アース(Planet Earth)(1981年)」は、オーストラリアのシングルチャートで最高位8位、英国では最高位12位・・・を記録しているようです。アルバム「デュラン・デュラン(Duran Duran)(1981年)」は、ニュージーランドのアルバムチャートで最高位2位、英国とスウェーデンで最高位3位、オーストラリアでは最高位9位、米ビルボード 200で最高位10位、カナダで最高位27位・・・を獲得しているようです。