珠玉の名曲が、またよみがえる?
♪What’s Goin’ On/Cyndi Lauper(1987年)
シンディ・ローパー!様、お次は?
2ndアルバム「トゥルー・カラーズ(1986年)」と言ったら、タイトル・ナンバーであり、ヒット・シングルである、「♪トゥルー・カラーズ(1986年)」が、やっぱり私もイチオシであります!親しいゲイの男性が亡くなってしまわれたと言う、実際に起きてしまった、悲しい出来事を歌にした(この曲はローパー様は作詞も、作曲にも携わっていないようですが)哀愁の挽歌!が、正にハイライトになることでしょう!
ホント、紡がれた歌詞を読みながら聴いていると、グっと来てしまいます。この曲だけでも、アルバムを買って、元は取れてしまうよね?なんてことを思うんですが、他にも良い曲ばかりで、改めて彼女の存在感の大きさに、凄いなぁ〜!と感動しております。さて今夜は、60年代〜70年代に、ソウルやR&Bシーンを、正に席巻した、マーヴィン・ゲイ様の代表曲のカヴァーです!
珠玉の名曲!
ローパーさんの、
強い強い想いが感じられます・・・。
ベトナム戦争を題材にした反戦歌として、今もどこかで必ず流れていると言われる、名曲ですよね?ヴォーカルを、ストリングスやオーケストラに見立ててバックサウンドにする、ヴォーカル・オーケストレーションを作り上げたって言うことでも有名な曲ですが、今また聴いてみると素晴らしいですねぇ!ホント名曲ここにあり!だと感じます。
そんな珠玉のナンバーをカヴァーしたのが、本日の1曲ですが、やっぱり原曲の方が良いなぁ!と思う方々多いでしょう。私も、今また聴き比べてみれば、やはりマーヴィンさんの方を推します!でも、だからと言って、シンディさんのカヴァーが良くないってことでは、全くなくて、80年代サウンドを使って、しっかりと自分色に染めつつ、エネルギッシュなヴォーカルを聴かせてくれています!
彼女は、前にも書かせて頂きましたが、85年にアフリカの救済のチャリティ、「USAフォー・アフリカ」に参加され、後には、我らが故坂本教授主宰の、地雷ゼロを掲げたチャリティ、「ZERO LANDMINE(2001年)」にも参加された方。そして、我が国の東日本大震災が起きてしまった2011年には、丁度来日公演と重なったようですが、確か周囲の反対を押し切って、日本に飛行機で着陸。ライヴは出来なかったようですが、
即、被災者への募金活動をしてくれた人なんですよねぇ。日本が好きだとおっしゃっていたことは、このことからも本当のことだと感動したことを思い出します。いわゆる、人間としての崇高な想いを持った方!そんな方なんで、マーヴィンさんのこの曲を、強い想い込めて歌われているのは必然だったんだなぁ?今また聴いていて、ひしひしと感じます!本当に彼女の、強い強い想いが感じられます。
この曲では編曲とギターに、エイドリアン・ブリュー氏が参加されたことも、話題になりましたよね?
マーヴィン様の、
ローパー様の熱い熱い強い強い想い!
今また世界に届け!
※本日の1曲「♪ホワッツ・ゴーイン・オン(What's Going On)(1987年)」は、米ビルボード 100で最高位12位、カナダとニュージーランドで最高位30位、オランダでは最高位39位、オーストラリアで最高位52位、英国で最高位57位・・・を記録しているようです。アルバム「トゥルー・カラーズ(True Colors)(1986年)」は、オーストラリアのアルバムチャートで最高位No.1、ニッポンで最高位2位、米ビルボード 200で最高位4位、カナダでは最高位7位、フランスで最高位13位、オーストリアで最高位15位、旧西ドイツのアルバムチャートで最高位18位、スウェーデンで最高位20位、英国では最高位25位・・・を獲得しているようです。