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2024年05月30日

1593.♪Time Bomb




やっぱり
ジャパニーズ・ロックだよね?


♪Time Bomb/UP-BEAT(1987年)


UP-BEAT!さんたち、まだまだ!

今回の曲は、前回の「♪SAYONARA SEKAI(1987年)」の、英国ニュー・ウェイブ・ロック風に対して、良い意味でニッポンのロック!だと感じます。まだこの頃、J ROCKやJ POPって名称が無かった時代ですが、まさしく、カッコイイ〜J ROCKだよね?今宵も、彼らの通算2作目のアルバム「inner ocean(1987年)」収録のナンバーを!

ニッポン人の琴線に触れる
J ROCK、歌謡ロック・ナンバー?
男気のある歌声だし、
カッコイイ〜なぁ!

作詞:広石武彦さん、柳川英巳さん
作曲:広石武彦さん

キーボードがサ〜〜と入って、ギターのリフが唸り出す!そこからは、これぞロックンロール!久しぶりに聴いたんですが、この曲はやっぱりニッポンの歌謡ロックンロールだよね?もちろん良い意味で。そして、広石さんのヴォーカルが男気溢れる低い歌声で、カッコイイです!氷室さんと似ているなぁ?と思っていたんだけど、ちょっと違うかなぁ?氷室さんの方がもっと洗練されていて、器用さを感じるところですが、

不器用だけど男気のある九州男児?

広石さんが福岡は北九州市ご出身で、岩永さんが福岡は行橋市ご出身、東川さんが熊本ご出身で、嶋田さんが鳥取ご出身。そんな彼らが、北九州からデビューされたようですね?♪俺がこの世界に楔を打ち込んで、変えてやる・・・なんて言う熱い歌詞も、やっぱり男気を感じます!若い時は今だけ!うかうかしてられないぜ!でもその時分は、無限の可能性、体力があって何でも出来る時。しかし時間が無い・・・正にロックンロールな詩だよね?でも広石さんて、良く見るとルックスは、洗練されたイケメンさんなんだよね?このギャップが、女の子たちを虜にするんでしょうか?

ライヴ・ヴァージョンを見させてもらえば、さらに低いトーンの歌声で、がっつりパワフルで・・・男から見てもカッコイイと感じるんじゃないかなぁ?そしてリードギターを担う、岩永さんのシンプルなんだけれど、インパクトのあるフレーズが光ってますよね?ライヴだと、レスポール、テレキャスターと、いろいろとギターを換えているようですが、試行錯誤していらっしゃったのかなぁ?でも、

後のヴィジュアル系と言われる方たちが、ハードロック/ヘヴィ・メタル系なのに対して、ニュー・ウェイヴ・ロックやパンクに影響されていらっしゃるように感じます!レスポール・ジュニアを弾く、東川さんがこの曲では、バッキングに徹しているのもグッドですね?私は、80年代のニュー・ウェイヴでは、ポップな方のニュー・ロマンティックの方が好きだったんで、ニュー・ウェイヴでも、

ロックな方をあまり聴かなかったんで良く分からないんですが、キュアーさんとか、バウハウスさんとか・・・そちらの方からの影響が大きいんでしょうか、UP-BEATさんたちは?キーワードはやはり、デヴィッド・ボウイさん!ってことかなぁ?今また、巡り巡って来てる音楽のような気がするんですが、どうかなぁ?

ニッポンのロックンロールだからこそ
私たちの耳に心に残って行くんじゃない?

なんか聴いてて感じています!あの頃は、絶対的に欧米の人たちの方じゃなきゃ!ニッポンのグループなんて・・・などと、洋楽ばっかり聴いていた私でしたが、80年代もだんだん下って行くと、ニッポンのグループやアーティストの曲が、やはり歌詞が日本語ってのもあると思うんですが、良いよねぇ!に変わって行きました!もちろん今も、欧米のポップ・ミュージックやロックで素晴らしい!ってのも、た〜くさんありますが・・・。

色褪せぬニッポンの歌・・・。


※本日の1曲「♪Time Bomb(1987年)」収録のアルバム「inner ocean(1987年)」は、オリコンのアルバムチャートで最高位26位を獲得しているようです。





posted by のぶそうる at 21:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト(邦楽)あ行・か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月27日

1592.♪SAYONARA SEKAI




欧州デカダンス?
いや、
ジャパニーズ
ギターポップロックだよね?


♪SAYONARA SEKAI/UP-BEAT(1987年)


UP-BEAT!さんたち・・・。

彼らも、デヴィッド・ボウイさんを始め、英国ロック、英国ポップに影響を受けた、BOOWYさんたちと同じ雰囲気のあるグループでしたよね?シンガーの広石さんの風貌が、氷室さんにちょっと似ていたってのもあって、彼らの2ndアルバムを手に取ったのが、確か二年後の1989年だと記憶しています!今宵は上記、彼らの通算2作目のアルバム「inner ocean(1987年)」収録の1曲です!

メンバー

広石武彦さん(ヴォーカル)
岩永凡さん(ギター)
東川真二さん(ギター
水江慎一郎さん(ベース)
嶋田祐一さん(ドラムス)

作詞、作曲:広石武彦さん

英国ギターロック風味満載!
しかし、和の雰囲気もあり?
・・・ホント、上手く融合してるよね?

彼らのこのアルバムも、よく聴いたアルバムで、丁度、デヴィッド・ボウイさんが二年前にリリースした、「ネヴァー・レット・ミー・ダウン(1987年)」と一緒に、二年遅れで聴いていたんですよ!でっ!リンクしてるなぁ?もしかすると、BOOWYさんたちよりも、ボウイさんっぽいんじゃない、UP-BEATさんたちって?なんてことを感じていました。今また聴いてみたら?

やっぱり、UP-BEATさんたちの方は、ロック色強い時代のボウイさんで、ポップなフレイバーがある時のボウイさんは、BOOWYさんだなぁ!なんて感じます。広石さんのヴォーカルも魅力的ですが、彼らはギターが良いんだよね!岩永&東川両氏のツインギターで、本日のナンバーでは、生音に対して、エフェクトさせた音が混ざり合ったりしていて、何ともカッコイイです!

二人ギターが居ることで、一方が、キーボードの役割をも担っているようなフレーズと音を出していて、音に厚みがあります!これが彼ら、UP-BEATさんたちの一番の魅力ですかね?世界の終わりを歌う曲なんで、退廃的で、やっぱりデヴィッド・ボウイさんの、これは70年代のボウイさんですかね?デカダンな感じもあって、80年代に聴くよりも、今聴いた、今読んだ方が歌詞の方は、心に迫って来ません?

英国の影響大のようだけど、日本語の母音が抜けるためか?それと、緻密に作られているところなんかが、和を感じますよね?当時聴いた時には、やはりまだまだ欧米勢には叶わない!って感じていたんですが、今また聴くと、いやいや、こっちの方がカッコイイんじゃないかなぁ?なんて感じちゃっています!

ニッポンのロックってカッコイイ!
一周回ってカッコイイ!よねぇ?


※本日の1曲「♪SAYONARA SEKAI(1987年)」収録のアルバム「inner ocean(1987年)」は、オリコンのアルバムチャートで最高位26位を獲得しているようです。

posted by のぶそうる at 21:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト(邦楽)あ行・か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月23日

1591.♪RAMBLING MAN




二人の個性が・・・弾けまくる!


♪RUMBLING MAN/COMPLEX(1989年)


COMPLEX!さん、出番です!

先日、能登半島救済のチャリティとして、ドーム公演が行われた、吉川晃司さんと布袋寅泰さんのユニット!ですね。ウィキペディアやら、いろいろ読んでいたんですが、彼らもいろいろあったようで、ちょっとビックリしてます!やはり、個性が強過ぎる二人ってことなんだよなぁ?さて今夜は、彼らのデビュー・アルバム「COMPLEX(1989年)」収録の1曲です!

作詞:吉川晃司さん
作曲・編曲:布袋寅泰さん

ポップなギターロック!
でも、独特な雰囲気があって
さすがだよなぁ!

シングルにもならなかった曲としては、私はもう書いてしまった「♪恋をとめないで」もそうですが、今聴いてもカッコイイなぁ!やっぱり何周か回って、今あの時代が来てるんでしょうか?そしてまた感じるのは、布袋さんの音楽的幅広さ!奥様の今井美樹さんの曲では、美樹さんに合わせたナンバーをしっかりと作られているし、COMPLEXでは、掲げられたテーマの通り、洋楽風ロックンロールとニッポンの歌謡曲を上手く融合させてますよね?

やっぱり

布袋さんって凄いんだよなぁ!

改めて感じています!BOOWYでは、氷室京介さんが相棒だった訳だけれども、吉川さんとのタッグも、結果上手く行ったんですよねぇ!一方の吉川さんも、恐らく布袋さんの音楽的な趣味と似通ったところがあったため?すんなりと行ったようにも感じますが、濃い〜カリスマ!男気溢れる氷室さんと比べると、もうちょっとライトなって言うのかなぁ?スポーティな雰囲気もあって、吉川さんのオリジナリティが存分に発揮されていますよね!

布袋さんらしいギターが利いた、心地良いロックンロールが主軸!和の部分と洋の特に、イギリスっぽい感じが上手く融合していて、これぞ布袋さん!してて、吉川さんが歌うべき世界になっているよね?吉川さんも、水を得た魚のように、今までとは違う、アイドルではなくて、真のヴォーカリストとしての存在感があるもんなぁ?

歌われる吉川さんの歌詞も、思い返せば時は、バブルの時代!そんな中で、放浪せざるをえない男がさまよい続ける様を描いていて?今の時代にはちょっと合わないかなぁ?ってところですが、当時、そうそう!そうだよね!って方々が、いっぱい居たんじゃないかなぁ?そして紛れもなく吉川さんのヴォーカルが、艶をさらに纏って、大人の雰囲気が増したところで、

エルヴィス様のような歌声?

になってません?前々から感じていたんですが。YouTubeにコメントしていらっしゃる方も居て、そうだよねぇ〜!と感じています。言わば、ロックンロール創世記の、声を揺らして低めのトーンで歌うスタイルですよね?考えてみると、私が今も好きな、80年代のニュー・ロマンティックのシンガーさんたちの、粘着系ヴォーカルも、実は、ロックンロール創世記のスタイルを真似たものだったのかなぁ?

とにもかくにも、
今色褪せずなナンバーですね・・・。



※本日の1曲「♪RAMBLING MAN(1989年)」収録のアルバム「COMPLEX(1989年)」は、オリコンのアルバムチャートで最高位No.1を獲得しているようです。






ラベル:Rambling Man COMPLEX
posted by のぶそうる at 21:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト(邦楽)あ行・か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする