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2024年08月16日

1616.♪シークレット・ガーデン




豪華絢爛な
歌い手さんたち・・・。


♪Secret Garden/Quincy Jones(1989年)


クインシー・ジョーンズ!様、
まだまだ、まだぁ〜!

次は、女性R&Bシンガーに行こう!

と思っていたんですが、まだまだクインシー様の世界に浸っていたくて、そして珠玉の歌い手さんたちの共演曲を思い出してしまいました!ということで今夜は、御大の、80年代最後の年にリリースされたリーダー・アルバム「バック・オン・ザ・ブロック(1989年)」収録のラスト・ナンバーです!

この曲のシンガー

AL B.シュアさん、
ジェイムズ・イングラムさん、
エル・デバージさん
バリー・ホワイトさん

後の90’s R&Bを先取りした?
甘く官能的な旋律が、歌声が
カッコ良すぎだよー!

音数も少ないし、決して派手な曲でもない!かなりシンプルだし。なのに、なのに、このうっとり感はなんでだろう?やはり御大の、取り纏め、アレンジメントの力なんだよなぁ!久しぶりなんですよね、この曲を聴いたのは!改めて、素晴らしいなぁ!後のクワイエット・ストームってやつかなぁ?いや、もうこの頃に、クワイエット〜って言われていたんだっけぇ?恋人との甘い夜にピッタリ合う、あの頃のナンバーだよね!

いきなり、セリフをしゃべるようにバリー・ホワイトさんの低く渋い声が登場!そして、AL B.シュアさんへ!甘い歌声が流れて行く!次は力強いヴォーカルの、ジェイムズ・イングラムさん!この方も良い声してますよねぇ?それから、私の大好きな、エル・デバージさんへ!この方はハイトーン!ちょっとマイケル・ジャクソンっぽい?艶々ですよね?そして、バリー・ホワイトさんへと繋がる!

低いバリトン・ヴォイスが、他の三人とは一線を画しています!その後、彼のささやき?が何度も入って来て、官能的な雰囲気、愛し合う二人を盛り上げます!とにかく、素晴らしい歌い手さんの、素晴らしいヴォーカル・リレーが秀逸です!クレジットを見ると、リズム・セクションは、ニール・スチューベンハウスさんがベースを、ジョン・ロビンソンさんがドラムスをと、生楽器演奏のリズム隊なんですよね?

愛し合う二人の息遣いが聴こえる?なんて、ちょっとエッチな雰囲気を、この生演奏のリズム隊が担っているようにも感じます!これまたですが、スティーヴ・ルカサーさんがギターで参加されていて、陰に居らっしゃりながらも、きちんと曲を盛り上げているんだよなぁ?さすがですね!グレッグ・フィリゲインズさんの操るフェンダー・ローズもまた、正にこれでしょう!な存在で、この曲にピッタリだぁ!

ロッド・テンパートンさんが曲作りに関わっていらっしゃるのも、これまた、まただぁ!なんだけれども、やっぱり素晴らしいですよね?この方も、あの時代に、本当に活躍されていらっしゃったんですね?他の曲では、アイス-Tさん、クール・モー・ディーさん、ビッグ・ダディ・ケーンさんなんかの、ヒップ・ホップ勢も参加されていて、「愛のコリーダ(1981年)」の時よりも、さらに多くの、御大クインシー様を慕うアーティストたちが参加!

まだ幼い頃の、テヴィン・キャンベルさんが、ブラザーズ・ジョンソンさんたちのナンバー「♪トゥモロウ」を、歌詞とメロディを付けてカバーしていたりと、このアルバムも凄いことになってたんですなぁ?御大だからこそ集結した、御大だからこそ奏でられた作品だったんですねぇ?ホント素晴らしい!のひと言です。

そしてこの曲も良いですなぁ!


※本日の1曲「♪シークレット・ガーデン(The Secret Garden(Sweet Seduction Suite))(1989年)」収録のアルバム「バック・オン・ザ・ブロック(Back On The Block)(1989年)」は、米ビルボード・R&B・アルバムチャートと、米ビルボード・コンテンポラリー・ジャズ・アルバムチャートで最高位No.1、ドイツで最高位5位、米ビルボード 200で最高位9位、ノルウェーで最高位16位、オーストリアでは最高位19位、スイスで最高位21位、ニュージーランドで最高位24位、英国とスウェーデンでは最高位26位、オランダで最高位38位、オーストラリアでは最高位73位・・・を獲得しているようです。またこのアルバムは、第33回米グラミー賞(1991年)において、「最優秀アルバム賞」に輝いているようです。



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2024年08月12日

1615.♪強く愛して




テンパートン節炸裂の
メロウ・ソングが良いんだぁ!


♪Love To Death/Patti Austin(1981年)


パティ・オースティン!様、まだ行きますぞ!

あの頃のメロウ・ポップソング!
甘く優しくて、スタイリッシュで
やっぱりカッコイイです!

今夜も彼女のアルバム「デイライトの香り(1981年)」収録のナンバーです!

前回の、ちょっとフュージョンっぽいナンバーから一転?これぞ正に、クインシー・ジョーンズ・ワールドであり、ロッド・テンパートン節が炸裂した、あの頃のR&Bやポップ・ソングだよね?ちょっと、いや、マイケル・ジャクソンさんの「ロック・ウィズ・ユー(1979年)」と、良く似てますよね?旋律だけでなく、音作りの方も?

テンパートンさんって方でも、やってしまう・・・いやいや、あの頃の流行りだったんだよね?というか、テンパートンさんが時代を作っていらした訳だから、何も問題なし!間奏では、キーボードの、今聴くとちょっと間が抜けて聴こえて来る?♪ピヨ〜ン!って音のソロが入って来ますが、これがまた良いんです!今現在ほどテクノロジーが進化してないから、生楽器にも聴こえて来るし、シンセサイザーなんだよなぁ?とも感じる、

絶妙なサウンドが味わい深く響いて来ます!そして細かいところでは、ギター担当のスティーヴ・ルカサー氏が、エレクトリック・ギターでカッティングをしながらも、アコースティック・ギターのフレーズも入れてます!細かいところですが、リズム隊に徹しているところが、まず曲ありき!に徹していて、素晴らしいですよねぇ!ベースは、どうやらシンセベースを使っているようですが、

ドラムスの方がジョン・ロビンソンさんなんで、デジタルっぽくもありだけど、生感も感じられて、ここらへんの、良い意味で中途半端な感じも、この時代の魅力的な部分じゃない?それから、ホント、音のバランスの良さをひしひしと感じますよね?テンパートンさんの曲の良さに、クインシー様の音の取り纏め役の巧みさ!これが今聴いても全く古くないし、むしろ新しいんじゃない?なんて感じます。

そしてパティさんの歌声!

前回と同じく、ちょっと抑えた感じは同じですが、ガツ〜ンと力強く行くところは行く!熱過ぎず、スタイリッシュに?でもパワフルさもあって、これがあの時代の、R&Bヴォーカルの旬のスタイルだったんだよなぁ?カッコイイよね!反対に歌詞の方は、熱いラヴソング!死ぬほど愛して!なんて、特にニッポン人の私たちには、絶対に言えない言葉だよね?日本語で歌うと、超が付くほどの真剣事になってしまいそうだけれど、

英語で歌えば、スーっと入って来る気がします!韻を踏んで、とても滑らかに進むところが、上手くハマるんだよなぁ!でもこの時代のラヴソングを聴いていると、平和を感じて、愛こそがすべてだぁ!なんてことを、思いっきり叫びたくなります!なんて・・・あの頃の珠玉のナンバーは、今も全く色褪せないで、心に残って行くんだなぁ?


※本日の1曲「♪強く愛して(Love To Death)(1981年)」収録のアルバム「デイライトの香り(Every Home Should Have One)(1981年)」は、米ビルボード・ジャズ・アルバムチャートで最高位9位、米ビルボード・R&B・アルバムチャートで最高位16位、米ビルボード 200では最高位36位、英国で最高位99位・・・を獲得しているようです。



posted by のぶそうる at 23:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト(洋楽)ナ行・ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月08日

1614.♪マルガリータ




フュージョンとR&Bの融合?
そこにカリビア〜ンをちょっと!
素晴らしいです。


♪Oh No Margarita/Patti Austin(1981年)


パティ・オースティン!さん、出番です!

次はやっぱりこの方でしょう!
クインシー・ファミリーの歌姫!

パティ・オースティンさんです!彼女の1981年リリースのアルバム「デイライトの香り(1981年)」収録の1曲です!

あの頃のフュージョン?
揺れて弾けて、
ちょっとジャジーになって
・・・最高に気持ち良いです!

まず何と言っても、このアルバムのハイライトは、もう書かせて頂きましたが、故ジェイムズ・イングラムさんとのデュエット・ソング、「♬あまねく愛で(1981年)」だと思います!ホント、アフリカン・アメリカンの方々の歌声の素晴らしさに、感動してしまいますぞ!そして時代は80年代!シンセサイザーを導入した、

言わば、隙間があるんだけれど、ファンクとフュージョンの融合?クインシー様の音作りが素晴らしく+オースティンさんの存在感も、もちろんあって、カッコイイ〜ナンバーですね!パティさんの歌声が、ちょっとマイケル・ジャクソンさんに似ていません?メロウな旋律に乗る、艶のある優し気なヴォーカルと、バックの激しいサウンドが対照的で、さらにスタイリッシュでクールで・・・やはり、クインシー様の世界だよねぇ?

ジョン・ロビンソンさんのドラムスと、今回はエディ・ワトキンス・ジュニアさんのベース!このお二人のリズム・セクションがまた、パーカッシヴで揺れていて、もうノリノリです!この生感は、やはり生楽器演奏でなくては出せないグルーヴだよねぇ?あの頃のフュージョンかなぁ?そこに、アーニー・ワッツさんの、テナーサックスのソロが入って来れば?・・・もう、最高なわけですよ!

ジャジーな雰囲気と、80年代のR&Bが丁度良い加減で融合されて行きます!グレッグ・フィリゲインズさんと、マイケル・ボディッカーさんが担う鍵盤楽器も、ブラスヒットを使って電子的な感じを出していたりするんだけれども、変な電子音に聴こえないって言うのかなぁ?凄いグルーヴィーに響いていて、これがまたカッコイイです!この曲のソングライターは、ボッディッカーさんとパティさんなんだってね?

そしてパティさん!

このナンバーでは、さらりと歌うクールな印象がありますが、これがやっぱりこの時代の歌い回しだったのかなぁ?良〜く耳を澄ませば、そこはパティさん!のど越ししゃがれたアフリカン・アメリカン!艶があるのに、スモーキーでパワフルな歌声は、スキャットなんかも披露していて、さすがのヴォーカルを聴かせて下さいます!とにかくカッコイイ〜よねぇ?

マルガリータとは?

スペイン系の女性の名前のようですが、なるほど!イベリア半島や、南米のカリブの風が吹いて来るような感じもありますよね?ちょっと海を感じるっていう。そんなマルガリータさんに、翻弄される男の話?違うかなぁ?でもこの時代って、女性に翻弄されるちょっと情けない男の物語が結構あるんだよね?この曲は違うかなぁ?

クインシー様の世界の素晴らしさを
もちろん、
パティさんの存在あってですが
本当に感じる暑い夏の夜です!


※本日の1曲「♪マルガリータ(Oh No Margarita)(1981年)」収録のアルバム「デイライトの香り(Every Home Should Have One(1981年)」は、米ビルボード・R&B・アルバムチャートで最高位16位、米ビルボード 200で最高位36位、英国で最高位99位・・・を獲得しているようです。



posted by のぶそうる at 22:55| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト(洋楽)ナ行・ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする