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哀愁の極上ポップ・ソング!
♪Owner Of A Lonely Heart/Yes (1983年)
イエス! さんたち、お願いします。
「またかよ〜、イエスは違うんだって・・・。」
プログレ・ファン、イエス・ファンの皆様方には言われてしまうかなぁ?今宵は彼らが、正に変貌を遂げた?1983年にリリースしたアルバム「ロンリー・ハート(90125)(1983年)」収録で、シングル・ナンバーです!
この頃のメンバー
ジョン・アンダーソンさん(ヴォーカル)
クリス・スクワイヤーさん(ベース&ヴォーカル)
トレヴァー・ラビンさん(ギター、キーボード&ヴォーカル)
アラン・ホワイトさん
(ドラムス、パーカッション、バッキング・ヴォーカル&シンセサイザー)
トニー・ケイさん(キーボード)
※実際はケイさんはレコーディングにはほとんど参加してなくて、
スタジオ・ミュージシャンの、チャールズ・オリンズさんがほぼ
演奏されているようです。
トレヴァー・ホーンさん&イエス(プロデュース)
弾けるポップロックが、
今も色褪せず心地良いなぁ!
この曲は、当時リアルタイム時に、FEN!(現AFN)学校から帰ると、いつもすぐ聴いていたんだけれど、いつもかかっていた曲で、最初は、新しいポップ・グループかと思ったぐらいポップなサウンドと旋律に、何かクセになってしまった曲です!後に、スーパー・プログレッシヴ・ロック・グループだった人たちと知って驚いたことを、今も覚えています!
やはり何と言っても、サンプリングを大胆に導入しているところが、ホント潔い、と言うか、新たな音楽にチャレンジしている人たちなんだなぁ?感じたものです。フェアライトでしたよね?もうこの時期に使っていたのかぁ?ここらへんからも、次に行く!姿勢を強く感じます。 そして全編を通してポップな旋律が、素直に良いなぁ!でした。後に、イエスさんたちが、実は凄い人たちだってことを知り、
なんでこんな曲を演ったのかなぁ?と思ったけれど、80年代を乗り越えるには、新たな挑戦が必要なんだよなぁ!ということを、ひしひしと感じましたね。 でも意外に、エレクトリック・ギターのリフがアクセントになって利いてるし、ところどころで、元プログレ・マンたちらしい、何だろう?センスの良さですかね?もちろん上手い人たちなんで、何でも出来ちゃうんでしょうね?カッコイイ〜フレーズが飛び出して来て・・・納得させられちゃうんだよなぁ。スティーヴ・ハウさんも、リック・ウェイクマンさんも居らっしゃらないイエスさんたちですが、アンダーソンさんとスクワイヤーさんが居らっしゃるんで、
イエスと言えますよね?「違うぞ〜!」でしょうか?
後やっぱり、アンダーソンさんのヴォーカルが素晴らしいです!ハイトーン・ヴォーカルの代名詞的な方だけれど、この曲でもその伸びやかで澄んだ歌声は健在で、凄い歌い手さんなんだよなぁ?と強く感じるばかり。元プログレのシンガーってのを、ひけらかすことなく、ちょっと抑えた感じのヴォーカルを披露していて、今聴いても素晴らしいと感じます!
そして、ギターのレビンさん以外は、皆さん髪の毛を短くされていて、イメージ・チェンジされています!服装も当時のライヴを見ると、やはり70年代スタイルにおさらばした、爽やかな?スタイルに変わっていて、前回のラッシュさんたちや、エイジアさんたちと同じく、「次に行こうぜぇ!」を感じて、私は凄いなぁ!と思うんですが・・・。
歌詞の方は、今を生きる人を励ます詩のようですね?♪孤独、さみしさを抱えている人よ!傷ついた心を持っている人よりも・・・と、自分らしく生きるんだぁ!傷つくよりも、さみしさを抱えて孤独な方が良いんだ!と、何か自分たちのグループのことを、新しいイエスさんたちの行く末を、自らに課して、行くぜぇ!ってことなんでしょうか?それとも、恋愛?でも、前に向かって!と言うポシティヴな詩が良いですよね?
元プログレの方々は、この80年代を生きるために、相当に苦労をされてたのかなぁ?しかし、また言ってしまいますが、だからこそ、こんな分かりやすい、極上のポップ・ソングが産まれたってことは、ポップ・ファンの私にとっては良かったことになります!もちろん、往年のファンの方々は納得されないと思いますが。と言いつつ、90年代に入ると、またロック・シーンは、60、70年代のスタイルへと巡って行くんですよね?
音楽って本当に面白いなぁ? 令和に入って、 ジャンルうんぬんとかって、もうなくなっちゃた感がありますが、あの頃はあったんだよね?しかし音楽は音楽!今も紆余曲折もありながら、活動を続けていらっしゃるイエスさんたち!それを考えると、凄いことですよね?私はポップな音楽が好きですが、いろんな趣味嗜好があってこその、音楽!これからもイエスさんたちには、末永く活動して行って欲しいです・・・。
ポップなイエス!も
カッコイイ〜ぞ〜!
※本日の1曲「♪ロンリー・ハート(Owner Of A Lonely Heart)(1983年)」は、米ビルボード 100、ビルボード・ロック・シングルチャート、米キャッシュ・ボックス・シングルチャート、ボリビアのシングルチャートで最高位No.1、カナダとオランダで最高位2位、米ビルボード・ダンス・シングルチャートでは最高位3位、ウルグアイで最高位4位、ベルギーとノウルウェーで最高位6位、オランダでは最高位7位、スペインで最高位8位、フィランドで最高位9位、旧西ドイツでは最高位10位、南アフリカとスイスで最高位11位、イタリアで最高位12位、オーストラリアでは最高位14位、ニュージーランドで最高位16位、オーストリアでは最高位17位、英国のシングルチャートで最高位28位、アイルランドで最高位30位、米ビルボード・アダルト・コンテンポラリーと、ビルボード・ブラック・シングルチャートで最高位69位・・・を記録しているようです。
アルバム「ロンリー・ハート(90125)(1983年)」は、フランスと旧西ドイツのアルバムチャートで最高位2位、カナダとスイスで最高位3位、オランダで最高位4位、米ビルボード 200で最高位5位、スウェーデンでは最高位7位、ノルウェーで最高位8位、イタリアでは最高位8位、オーストリアで最高位9位、イタリアで最高位10位、英国のシングルチャートでは最高位16位、ニュージーランドで最高位25位、オーストラリアで最高位27位・・・を獲得しているようです。
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posted by のぶそうる at 23:58| 東京 ☀|
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アーティスト(洋楽)ア行・カ行
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