Brandear オークション(ブランディア公式オークション)

2021年07月29日

1376.♪ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ!




カントリーっぽいナンバーだけど
やっぱり、
ボン・ジョヴィなんだよね?


♪Wanted Dead Or Alive/Bon Jovi(1987年)


ボン・ジョヴィ!さんたち続きます。

そして今宵もフォーカスするは、

リッチー・サンボラ!さんです。

今、順繰りにまた彼らのアルバムを聴いているんですが、この曲収録の3作目のアルバムから、土着系のアメリカン・ロックに変貌を遂げる!そんなことが言われますが、やっぱりボン・ジョヴィ節って言うんでしょうか?メロディアスでポップなロック!は、引き継がれてますよね?今夜は彼らの通算3作目のアルバム「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ(1986年)」収録で、4thシングルナンバーでございます。

アコースティックギターが心地良い
カントリーぽい曲だけれども、
やっぱりボン・ジョヴィなんだよねぇ?

改めて歌詞を追ってみると、いわゆる売れてしまったがゆえの、ロックスターの悲劇?を歌っているんですね?ちょっと怖くなってしまうんだけれども、音楽の方は魅惑のアコースティック・ギターが奏でられる、渋いカントリーっぽいナンバー!今聴き直しても、カッコイイですよね?サンボラさんは、オヴェーションの6弦と12弦のダブルネックを、イントロから演奏しています!

最初にこの曲を聴いた時、やっぱり彼らはアメリカンなんだなぁ?と思ったものですが、ジョンさんの歌は、こういう曲でもやはり映える!このアルバムから、ちょっとしゃがれた歌い方に変えた?ジョンさんは、ブルース・スプリングスティーンさんやジョン・クーガーさんを思わせますよね?でもジョンさんって、1stや2ndの頃のような、もっとクリーンで甘い歌声の方が合っていると、ずっと思っていたけれど、

この頃のヴォーカルも、やっぱり良いよなぁ!感じます。根っこの部分は変わってないんだよね?そして彼には、スターとしてのものが、みんな備わっているように思えます。羨ましいですが、やっぱりカッコイイもんなぁ。そして、リッチー・サンボラさんの存在!デビュー前に、「俺をギタリストにしてくれ!絶対に損はさせないから!」そんなことを言って、ボン・ジョヴィに加入したのがサンボラさん。

ジョンさんを引き立てる術は、十分に心得ていますよね?この曲のライヴでは、ジョンさんと歌い合う?掛合いのようなところがあって、サンボラさんの歌の上手さに、最初に聴いた時には驚いたものです。後のソロでは、素晴らしい歌声を披露しているんだよなぁ。ただこのお二人、ジョン&リッチーだからこその魅惑のハーモニーは、唯一無二のものだよねぇ?

この曲収録のアルバムからリッチーさんは、クレイマーのストラト・タイプにスイッチ!ネックのポジション・マークが☆のかたちになっていて、ピックアップは三つ。フロイドローズ仕様。このギターの音がまた、太くダイナミックな音を出しています!ソロでは、オベーションのエレ・アコから一転して、エレクトリックにスイッチ!

ピッキング・ハーモニックスとミュートしてザクザク弾く!正に'80年代に旬だったあの音とフレイズが、ドカ〜〜ンとかまされます!♪キュイーン、キュイーン・・・と独特に響く、ピッキング・ハーモニックスは、アクセントとしてとても存在感があるし、そこはダメとかって言う、決め事をしっかりと演るんじゃない、新しいギターのスタイルをまざまざと感じさせてくれたのを、今聴いても感じます!

そう言えば、我らがニッポンの布袋寅泰さんは、今もピッキング・ハーモニックスを連発してますよね?ちょっと古い奏法だと思っていたんですが、弾いてる方も気持ち良いし、聴く方もノリノリになるもの!そして前述したオヴェーションのダブル・ネックのエレ・アコも、土臭いこのナンバーには、絶対不可欠になってます!12弦は、音が単純に言うと倍になるわけですから、

これまた独特の音が流れて行き、独特のメロディを産んでいるよね?しかし結局のところサンボラさんは、ブルーズを基本にした、典型的なザ・ギタリスト!アルバムをリリースする毎に、どんどんオーソドックスなスタイルになって行く人ですが、この頃の派手で、ギラギラした音やフレーズをかましていたサンボラさんも、良かったなぁ!いや、こっちの方が彼じゃないのかなぁ?なんて思うのですが、どうでしょうか?

'80年代の、テクニカルなギタリストは、どうしてか?今も一部の熱狂的なファンを除いて、ニッポンでは人気がないのが残念なところです。私も、弾きまくり過ぎちゃうと、実は白けちゃう人なんですが、何だろう?この時代のギタリストには、熱い情熱があったように感じますね!しかし、こればっかりは好みの問題ですから、好き・嫌いと別れちゃうこと。でも、ヘアー系と言われ、ロックが停滞していた時代とか言われちゃうのは、とても残念ですね。

リッチー・サンボラこと、
リチャード・スティーヴン・サンボラさん!

1959年7月11日、アメリカはニュージャージー州ご出身。ポーランドとイタリアの血を引く、歌も歌えるギタリスト。ボン・ジョヴィは脱退してしまいましたが、これからもギタリストとして、そして一人のアーティストとして、ちょっと、アルコール依存症が心配なところですが、末永く活躍し続けて欲しい人だなぁ。もちろん、ボン・ジョヴィへの復帰を望まれたならば、皆、大歓迎ですよねぇ?


※本日の1曲「♪ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ(Wanted Dead Or Alive)(1987年)」は、アイルランドのシングルチャートで最高位6位、米ビルボード 100で最高位7位、オーストラリアと英国で最高位13位、カナダでは最高位17位、オランダのシングルチャートで最高位20位、旧西ドイツで最高位47位・・・を記録しているようです。アルバム「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ(Slippery When Wet)(1986年)」は、米ビルボード 200、カナダ、オーストラリア、スイス、フィンランドのアルバムチャートで最高位No.1!、オーストリアで最高位2位、スウェーデンで最高位3位、オランダでは最高位5位、英国のアルバムチャートで最高位6位、ニッポンでは最高位10位、旧西ドイツで最高位11位・・・を獲得しているようです。











posted by のぶそうる at 23:46| 東京 ☀| Comment(0) | アーティスト(洋楽)ナ行・ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。