巡り巡って新しい?
♪Favourite Shirts(Boy Meets Girl)
/Haircut 100(1981年)
ヘアカット100!さんたちご登場です。
80年代ポップ!やはり、今現在が丁度、巡り巡って新しい瞬間なんじゃないかなぁ?なんて独り感じているんだけれども、いかがでしょうか?今夜もあの時代に、英国から登場した、ポップ・グループです!ファンクとラテン音楽を融合させたということで、「ファンカラティーナ」サウンドと呼ばれていたんですよね?忘れてました。
今夜は彼らのデビュー・アルバム「ペリカン・ウェスト(1982年)」収録で、デビュー・シングルです!当時の邦題は、「♪好き好きシャーツ」って、時代を感じますねぇ?
メンバー
ニック・ヘイワードさん(リード・ヴォーカル、ギター)、レス・ネムスさん(ベース)、グラハム・ジョーンズさん(ギター)、ブレアー・カニンガムさん(ドラムス)、フィル・スミスさん(サックス)、マーク・フォックスさん(パーカッション、ヴォーカル)
お坊ちゃまたちの真夏の青春?
強烈なリズムが軽やかなんだけど
やっぱりグルーヴィーで、
カッコイイぞー!
この曲も、久しぶりに聴きましたぁ!ちょっと前に聴いた時は、いやいや、どうかなぁ?なんて感じたんですが、2023年の現在聴いてみれば、今とピタリとハマって、これって、時代が巡り巡って来てない?メンバーたちの髪型とか、ファッションとか、そして、揺れるリズムの旋律が?そんなことを感じながら、一気に聴き終えてしまいましたぁ!
ファンカラティーナとは、なるほどで、エレクトリック・ギターのクリーンな音でのカッティングと、うねり揺れるベース&ドラムスのリズム・セクション、そこにサックスやトランペット等の生のホーンが入って来る!+軽やかで、潮の香り漂うパーカッションが登場!正に、ファンカラティーナですよね?しかも、テンポが速い速い!ヴォーカルも突っ走り気味で・・・。これが、カッコイイんだよなぁ!
ヘイワードさんの歌声も、甘過ぎるほどのハンサム・ボーイなのに、意外に野太く低い声で、グイグイ引っ張って行ってます!でも、決して重くなったりしなくて、あくまで爽やかな世界を作ってるのが凄いです!いやぁー、素晴らしなぁ!と、感じるばかりです。♪彼女を見付けて、恋愛しよう!熱くなろうぜ!さぁ、行くぞ!・・・そんな若者たちの青春の日々は、いつの時代も変わらず!であって欲しいですよね?
なんて、今の混沌とした時代に、生き難さを感じている若者たちには、通じないかもしれないなぁ?でも、通じると私は信じたいです。サックスとトランペットのソロが、この曲にはあって、それらがまた良いです!考えてみたら、ファンクは黒人、ラテン音楽は、スペイン系の人たちのもの。それらを、何の偏見など無しに融合させて、自分たちイギリスの白人が演奏して、ムーヴメントを作ってしまう!
素晴らしいことだよね?そう言えば、ドラムスのカニンガムさんは、ただ独り黒人のメンバーでしたね?だからこそ醸し出せた、このグルーヴなのかもしれません。やっぱり英国のあの頃が私は、一番好きなんだよなぁ!未体験の方々には、ぜひ体験して欲しいですね!
※本日の1曲「♪フェバリット・シャツ(Favourite Shirts(Boy Meets Girl)(1981年)」は、英国のシングルチャートで最高位4位、ニュージーランドで最高位32位、オーストラリアでは最高位97位・・・を記録しているようです。アルバム「ペリカン・ウェスト(Pelican West)(1982年)」は、英国のアルバムチャートで最高位2位、ニュージーランドで最高位12位、オーストラリアでは最高位27位、スウェーデンのアルバムチャートで最高位29位、米ビルボード 200で最高位31位・・・を獲得しているようです。