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2023年06月24日

1525.♪渚のラヴ・プラス・ワン




ファンカラティーナ!
キラキラポップ!
でも、ちょっとせつない?


♪Love Plus One/Haircut 100(1982年)


ヘアカット100!さんたち、まだ行くぞー!

久しぶりだってのもあってか、物凄い新鮮に聴こえて来ます!彼らは、詳しくは後追いで体験したグループなんですが、本日の1曲や、アルバムを聴いていると、中学2年生の頃に、すっかり戻ってしまうんだよなぁ?音楽って、必ずあの日に帰してくれますよね?詳しくは後追いだったんだけれども・・・。今宵も彼ら、ヘアカット100さんたちのデビュー・アルバム「ペリカン・ウェスト(1982年)」収録で2ndシングルです!

ラテン風味があって、
でもやっぱり
80年代のキラキラポップ!
ちょっとせつないのがまた、
心地良いぞー!

歌われている歌詞の方は、いろいろな解釈をされているみたいですね?実は全く違った意味が隠されているとか?結構ポップソングにもあるようですが、この曲は、シンプルに見えて、やはり、実は違う意味が隠れているんじゃない?なんて感じます。♪さよならも言わず、出て行った僕は、電話をかける。もう一人の愛する人へ・・・。

前の彼女とは別れて、実は好きだったもう一人の彼女に連絡をして・・・新たな恋が始まる!と取るならば、初々しい若者の恋愛事情なわけで、キラキラした旋律にピタリと合ってて、若いって良いなぁ!で終わります。しかしMVを見ていると、何となくヘイワードさんの表情が優れないような気がしていて、うん???でも、若い頃の恋ってのは、いろいろと大変なんだよ!ってことですかね?

サウンドと旋律、歌声の方は、ホント、キラキラ輝く、ウキウキしちゃうポップソングで、やはりラテン音楽もブレンドされた、彼らならではの音楽、ファンカラティーナ!が、最高に心地良いです!サックスも、高い音を出すソプラノ・サックスも飛び出して来て、サウンドがぶ厚くて、独特の存在感を出してますよね?一度ライヴで観たかったなぁ!って、ホント思わせる、センスの良い音作りも秀逸です!

ヘイワードさんのイギリス声!

そして主役の、可愛らしいお坊ちゃま、って失礼だよなぁ?ごめんなさい!ヘイワードさんのヴォーカルが、ここで熱唱系のパワフルな歌声だとしたら、黒人の真似だよ〜!って、言われてしまい、これほど盛り上がらなかったんじゃないかなぁ?正に英国的な、あの頃のイギリス声の低く、しゃくり上げる粘着系が入ったヴォーカルだからこそ、あの時代に脚光を浴びたんだと私は感じます。言葉に出来ない、何とも魅力的な歌い方だよね?

時は流れて80年代の終わりに入ると、ニッポンでは、フリッパーズ・ギターが登場するんですよねぇ?ここに繋がって行ったんだなぁ?フリッパーズ〜さんたちは私は聴かなかったんで、良く知らないところなんだけれども、後の小沢健二さんがソロになった時のナンバーが、英国っぽいポップさと黒いファンキーさが混じり合っているのに気が付き、なるほどなぁ!と思ったものです。

いやいや、やはり私は、英国ポップからの影響を大いに受けているんだなぁ?今、ひしひしと感じております。黒いファンクやR&Bへ行ったのも、必然だったようですね。最初っから黒いリズムに魅せられてしまってたんだなぁ?・・・なんて、ヘアカット100、未体験の方々には、ぜひ聴いて欲しいグループですぞ!


※本日の1曲「♪渚のラヴ・プラス・ワン(Love Plus One)(1982年)」は、英国とフランスのシングルチャートで最高位3位、カナダでは最高位4位、オーストラリアで最高位10位、ニュージーランドで最高位22位、米ビルボード 100で最高位37位・・・を記録しているようです。アルバム「ペリカン・ウェスト(Pelican West)(1982年)」は、英国のアルバムチャートで最高位2位、ニュージーランドで最高位12位、オーストラリアで最高位27位、スウェーデンでは最高位29位、米ビルボード 200で最高位31位・・・を獲得しているようです。




posted by のぶそうる at 21:50| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト(洋楽)ナ行・ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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