跳ねるリズムが
官能的なメロディが
・・・たまらないですねぇ!
♪グラビアの美少女
Girls On Film/Duran Duran(1981年)
デュラン・デュラン!さんたち、出番です。
彼らの新作の報を、新曲を聴いていて、ちょっと思い出したのが、最初のアルバム!私は、2ndの「リオ(1982年)」と、4作目の「ノトーリアス(1986年)」あたりが、今になってみると好きなアルバムなんですが、デビュー作を、久しぶりに手に取って聴き直してみました!ここから始まったんだなぁ!って、何か妙に感慨深く?ノスタルジーを感じてしまって、また独り悦に入っております!
今夜は、デビュー作「デュラン・デュラン(1981年)」収録で、3rdシングル・ナンバーです!
言わずと知れたオリジナル5!
ジョン・テイラーさん(ベース)
ニック・ローズさん(キーボード)
ロジャー・テイラーさん(ドラムス)
アンディ・テイラーさん(ギター)
サイモン・ル・ボンさん(ヴォーカル)
キラキラした雰囲気と
ファンキーなリズムが融合して
最高の旋律が炸裂してるぞ〜!
あえてこの曲は外していたんだよね。でもやはり、この曲やこのアルバムから彼らは始まったんだなぁ!と、強く感じます!中学一年生の年末に、NHK FMさんだったと思うんですが、その年(1981年)に、売れたり注目された洋楽を、一気に放送していて、それをカセットテープに録音!その中に、デュラン・デュランさんたちの「♪プラネット・アース(1981年)」が入っていて聴いたのが、最初のデュラン・デュランでした。
どちらかと言うとその頃は、マイケル・シェンカーさんやレインボーさんなんかの、ハードロックに傾倒していた頃だったんですが、英国のニュー・ロマンティックには、何とも言えない魅力を感じて、結局、一年後には彼らのファンになっていました。ファンショナブルでシックで、ダンディな雰囲気を漂わせる外見もそうなんですが、今思うと、リズムのカッコ良さが心に入って来たのかなぁ?なんて感じます。
本日のナンバーは、正に英国ニュー・ロマンティック風味満載で、やっぱり、イケメン揃いのグループだし、女性の方々に受けていましたよね!ただ私は、当時は知らなかったんですが、ファンクって言う、この時代より少し前に、アフリカン・アメリカンのグループが作り出したジャンルを、彼らデュラン・デュランさんたちは引き継いでいるんだってねぇ?それに、ロック・テイスト、ポップ風味を混ぜ合わせているんだなぁ?ってのが分かって、
ファンク系のアーティストさんに興味を持ったんですよね!デュラン・デュランの方向性は、ジョン・テイラー氏曰く、「シックさんとセックス・ピストルズさん、そしてハードロックの融合!」と言われていますが、このデビュー時はポップな要素も強くて、分かりやすかったから注目されたのかなぁ?なんてことも感じます。
それから、ニック・ローズさんのシンセサイザーが前面に出て来て、キーボード主体の音楽!なのに、リズムセクションを始め、ギター、そして、ニックさんのキーボードも、意外にシンプルで手弾きするところも多かったようで、言わば、アナログとデジタルが融合してるんだけれど、アナログの方が主導権を握っているのが、彼ららしさを演出していたのかなぁ?
同時期の盟友でもある、スパンダー・バレエさんたちも、生楽器演奏が主体のグループでしたよね?と言うことは、熱量かなぁ?スタイリッシュで洗練されているようで、実は、エネルギッシュなサウンドが魅力だったのかぁ?一方、グラビアを飾る美少女をテーマにした詩の方は、やっぱり最新で最先端!サイモンさんの書かれる詞は、結構難解で、他に、実は全く違う意味があるようにも感じますが、
カメラのシャッター音が鳴って、ファンキーなリズムが入って来て、そうそう、サイモンさんもそうでしたねぇ?しゃくり上げるような粘着系のヴォーカル・スタイル!これがまた、楽曲にピタリと合って!すべてが混ざり合い、デュラン・デュランの音楽が出来上がったんですね?ここまで、メンバーチェンジはありましたが、途中休むこともなく、2023年の現在も走り続ける彼らは、素晴らしいです!
どうか皆さん、長生きされて、
末永〜く活動してくれることを
心よりお祈りしております!
・・・なんて、
まだまだ演って下さるでしょう!
※本日の1曲「♪グラビアの美少女(Girls On Film(1981年))」は、ニュージーランドのシングルチャートで最高位4位、英国のシングルチャートでは最高位5位、オーストラリアで最高位11位、ベルギーでは最高位30位・・・を記録しているようです。アルバム「デュラン・デュラン(Duran Duran(1981年))」は、ニュージーランドのアルバムチャートで最高位2位、英国とスウェーデンで最高位3位、オーストラリアでは最高位9位、米ビルボード 200で最高位10位、カナダのアルバムチャートで最高位27位・・・を獲得しているようです。
「♪グラビアの美少女」と言えば、セクシーなお姉さんたちがリングで戦う!っていうミュージック・ビデオが話題になりましたが、やはり今現在はそのセクシーなシーンは見れなくなっているようですね?残念・・・うん?、いやいや、音楽の方を楽しんで欲しいです!だよね?(笑)本日のこのナンバーは、有名なリミックス・ヴァージョンがあって、今現在の彼らのライヴでのイントロも、このリミックス・ヴァージョンで演られていますね。