すべてが詰まった、
最強のポップソングだぁ〜!
♪愛のコリーダ(Ai No Corrida)
/Quincy Jones(1981年)
クインシー・ジョーンズ!様、再び!
実はこの曲、まだ書いてなかったことに気が付きました!・・・というわけで今宵も、御大のアルバム「愛のコリーダ(1981年)」収録のシングル・ナンバーです!
躍動感、せつなさもあるけど
美しくアゲアゲのメロディ
センス抜群のプレイとサウンド
・・・もう、
最強のポップソングだよね!
今回また聴いていて、カッコイイなぁ!いつ聴いても、本当に最高に心地良い曲だなぁ!と、思うばかりです。最初に聴いた、中学一年生のあの頃の風景や、匂いさえ蘇って来る!本当に好きになったのは、少し後だったんだけれども、もしかすると、この曲が私の原点?今回また聴いていて、感じています!
ロックから、洋楽はのめり込んで行ったはずなのに、実は始めから私は、こっちだったんだなぁ?なんてことを、凄く今感じています。ルイス・ジョンソンさんの、この曲ではソロもある、躍動するスラップ&プル!今聴くと、古いオルガンの音色のようなシンセサイザーの音、ハービー・ハンコックさんの、キラキラ輝く、しかし落ち着いたエレクトロニック・ピアノの調べ、
スティーヴ・ルカサーさんの、バックに徹しながらも主張する、ちょっとロックなギタープレイ、そして、デューン(またの名をチャールズ・メイ)さんの、優しげだけど、曲にピッタリ合う、ソウルフルなヴォーカル・・・すべてがもう最強で最高だよね?もう何も言うことなしの、20世紀最高のポップソングじゃないですか?
そう言えばこの曲って、まずは、カヴァー・ソングなんですよね?一年前の1980年に、チャズ・ジャンケルさんがリリースしたナンバー!しかし、ディスコ調の御大クインシー様のカヴァーの方が有名になって、今やクインシー様のナンバーだと認識されていますよね?そしてリードヴォーカルは、前述した、デューン、またの名をチャールズ・メイさんが担当しているんですよね?
オリジナルで、クインシー様が歌っていらっしゃる!とばかり思っていたのに、違うんですよね?何か、優し気なクインシー様の風貌と、この歌声が妙にマッチしていて、御大が歌っているって、ずっと思っていました!違ったんだよなぁ!ただこの曲は正に、取り纏め役であり、アレンジャーである御大の、正に真骨頂じゃないでしょうか?パティ・オースティンさんも、
この曲ではヴォーカルとしてクレジットされています!あまり目立たないところで歌っていらっしゃいますが・・・。そして歌詞の方は、サラっとクールに歌われるのとは対をなすように?熱いラヴソング?♪愛のコリーダ、それって俺のいるところ!君がそこへ俺を送り込んだんだ。君の夢は俺の思うまま。愛のコリーダ、俺が考えているのは他の誰でもない、君のことなんだ!・・・。
やっぱりこの時代のラヴソングは、クールに見えて、実は熱いんですよねぇ?これをさらっと歌うのが、80's風だったのかなぁ?いやいや、この曲に関してはもういくらでも書いてしまいそうなんで、この辺でやめておきます!とにもかくにも、最強最高のポップソング!絶対に廃れない、珠玉の旋律だよねぇ?
※本日の1曲「♪愛のコリーダ(Ai No Corrida)(1981年)」は、ニッポンのオリコンのシングルチャーとで最高位No.1、米ビルボード・ダンス・シングルチャートで最高位5位、米ビルボード・R&B・シングルチャートで最高位10位、英国では最高位14位、スウェーデンで最高位16位、オーストリアでは最高位20位、アイルランドのシングルチャートで最高位23位、米ビルボード 200と旧西ドイツで最高位28位、オーストラリアでは最高位74位・・・を記録しているようです。アルバム「愛のコリーダ(The Dude)(1981年)」は、米ビルボード・R&B・アルバムチャート&ジャズ・アルバムチャートで最高位No.1、ノルウェーで最高位8位、米ビルボード 200で最高位9位、スウェーデンで最高位12位、英国では最高位19位、旧西ドイツでは最高位54位、オーストラリアで最高位63位・・・を獲得しているようです。
そして、第24回米グラミー賞(1982年)においてこの曲は、クインシー・ジョーンズさんとジェリー・ヘイさんが、作編曲部門の最優秀インストゥルメンタル・アレンジメント・アカンパニング・ヴォーカリスト賞を受賞しているようです。
ラベル:愛のコリーダ クインシー・ジョーンズ