フュージョンとR&Bの融合?
そこにカリビア〜ンをちょっと!
素晴らしいです。
♪Oh No Margarita/Patti Austin(1981年)
パティ・オースティン!さん、出番です!
次はやっぱりこの方でしょう!
クインシー・ファミリーの歌姫!
パティ・オースティンさんです!彼女の1981年リリースのアルバム「デイライトの香り(1981年)」収録の1曲です!
あの頃のフュージョン?
揺れて弾けて、
ちょっとジャジーになって
・・・最高に気持ち良いです!
まず何と言っても、このアルバムのハイライトは、もう書かせて頂きましたが、故ジェイムズ・イングラムさんとのデュエット・ソング、「♬あまねく愛で(1981年)」だと思います!ホント、アフリカン・アメリカンの方々の歌声の素晴らしさに、感動してしまいますぞ!そして時代は80年代!シンセサイザーを導入した、
言わば、隙間があるんだけれど、ファンクとフュージョンの融合?クインシー様の音作りが素晴らしく+オースティンさんの存在感も、もちろんあって、カッコイイ〜ナンバーですね!パティさんの歌声が、ちょっとマイケル・ジャクソンさんに似ていません?メロウな旋律に乗る、艶のある優し気なヴォーカルと、バックの激しいサウンドが対照的で、さらにスタイリッシュでクールで・・・やはり、クインシー様の世界だよねぇ?
ジョン・ロビンソンさんのドラムスと、今回はエディ・ワトキンス・ジュニアさんのベース!このお二人のリズム・セクションがまた、パーカッシヴで揺れていて、もうノリノリです!この生感は、やはり生楽器演奏でなくては出せないグルーヴだよねぇ?あの頃のフュージョンかなぁ?そこに、アーニー・ワッツさんの、テナーサックスのソロが入って来れば?・・・もう、最高なわけですよ!
ジャジーな雰囲気と、80年代のR&Bが丁度良い加減で融合されて行きます!グレッグ・フィリゲインズさんと、マイケル・ボディッカーさんが担う鍵盤楽器も、ブラスヒットを使って電子的な感じを出していたりするんだけれども、変な電子音に聴こえないって言うのかなぁ?凄いグルーヴィーに響いていて、これがまたカッコイイです!この曲のソングライターは、ボッディッカーさんとパティさんなんだってね?
そしてパティさん!
このナンバーでは、さらりと歌うクールな印象がありますが、これがやっぱりこの時代の歌い回しだったのかなぁ?良〜く耳を澄ませば、そこはパティさん!のど越ししゃがれたアフリカン・アメリカン!艶があるのに、スモーキーでパワフルな歌声は、スキャットなんかも披露していて、さすがのヴォーカルを聴かせて下さいます!とにかくカッコイイ〜よねぇ?
マルガリータとは?
スペイン系の女性の名前のようですが、なるほど!イベリア半島や、南米のカリブの風が吹いて来るような感じもありますよね?ちょっと海を感じるっていう。そんなマルガリータさんに、翻弄される男の話?違うかなぁ?でもこの時代って、女性に翻弄されるちょっと情けない男の物語が結構あるんだよね?この曲は違うかなぁ?
クインシー様の世界の素晴らしさを
もちろん、
パティさんの存在あってですが
本当に感じる暑い夏の夜です!
※本日の1曲「♪マルガリータ(Oh No Margarita)(1981年)」収録のアルバム「デイライトの香り(Every Home Should Have One(1981年)」は、米ビルボード・R&B・アルバムチャートで最高位16位、米ビルボード 200で最高位36位、英国で最高位99位・・・を獲得しているようです。