豪華絢爛な
歌い手さんたち・・・。
♪Secret Garden/Quincy Jones(1989年)
クインシー・ジョーンズ!様、
まだまだ、まだぁ〜!
次は、女性R&Bシンガーに行こう!
と思っていたんですが、まだまだクインシー様の世界に浸っていたくて、そして珠玉の歌い手さんたちの共演曲を思い出してしまいました!ということで今夜は、御大の、80年代最後の年にリリースされたリーダー・アルバム「バック・オン・ザ・ブロック(1989年)」収録のラスト・ナンバーです!
この曲のシンガー
AL B.シュアさん、
ジェイムズ・イングラムさん、
エル・デバージさん
バリー・ホワイトさん
後の90’s R&Bを先取りした?
甘く官能的な旋律が、歌声が
カッコ良すぎだよー!
音数も少ないし、決して派手な曲でもない!かなりシンプルだし。なのに、なのに、このうっとり感はなんでだろう?やはり御大の、取り纏め、アレンジメントの力なんだよなぁ!久しぶりなんですよね、この曲を聴いたのは!改めて、素晴らしいなぁ!後のクワイエット・ストームってやつかなぁ?いや、もうこの頃に、クワイエット〜って言われていたんだっけぇ?恋人との甘い夜にピッタリ合う、あの頃のナンバーだよね!
いきなり、セリフをしゃべるようにバリー・ホワイトさんの低く渋い声が登場!そして、AL B.シュアさんへ!甘い歌声が流れて行く!次は力強いヴォーカルの、ジェイムズ・イングラムさん!この方も良い声してますよねぇ?それから、私の大好きな、エル・デバージさんへ!この方はハイトーン!ちょっとマイケル・ジャクソンっぽい?艶々ですよね?そして、バリー・ホワイトさんへと繋がる!
低いバリトン・ヴォイスが、他の三人とは一線を画しています!その後、彼のささやき?が何度も入って来て、官能的な雰囲気、愛し合う二人を盛り上げます!とにかく、素晴らしい歌い手さんの、素晴らしいヴォーカル・リレーが秀逸です!クレジットを見ると、リズム・セクションは、ニール・スチューベンハウスさんがベースを、ジョン・ロビンソンさんがドラムスをと、生楽器演奏のリズム隊なんですよね?
愛し合う二人の息遣いが聴こえる?なんて、ちょっとエッチな雰囲気を、この生演奏のリズム隊が担っているようにも感じます!これまたですが、スティーヴ・ルカサーさんがギターで参加されていて、陰に居らっしゃりながらも、きちんと曲を盛り上げているんだよなぁ?さすがですね!グレッグ・フィリゲインズさんの操るフェンダー・ローズもまた、正にこれでしょう!な存在で、この曲にピッタリだぁ!
ロッド・テンパートンさんが曲作りに関わっていらっしゃるのも、これまた、まただぁ!なんだけれども、やっぱり素晴らしいですよね?この方も、あの時代に、本当に活躍されていらっしゃったんですね?他の曲では、アイス-Tさん、クール・モー・ディーさん、ビッグ・ダディ・ケーンさんなんかの、ヒップ・ホップ勢も参加されていて、「愛のコリーダ(1981年)」の時よりも、さらに多くの、御大クインシー様を慕うアーティストたちが参加!
まだ幼い頃の、テヴィン・キャンベルさんが、ブラザーズ・ジョンソンさんたちのナンバー「♪トゥモロウ」を、歌詞とメロディを付けてカバーしていたりと、このアルバムも凄いことになってたんですなぁ?御大だからこそ集結した、御大だからこそ奏でられた作品だったんですねぇ?ホント素晴らしい!のひと言です。
そしてこの曲も良いですなぁ!
※本日の1曲「♪シークレット・ガーデン(The Secret Garden(Sweet Seduction Suite))(1989年)」収録のアルバム「バック・オン・ザ・ブロック(Back On The Block)(1989年)」は、米ビルボード・R&B・アルバムチャートと、米ビルボード・コンテンポラリー・ジャズ・アルバムチャートで最高位No.1、ドイツで最高位5位、米ビルボード 200で最高位9位、ノルウェーで最高位16位、オーストリアでは最高位19位、スイスで最高位21位、ニュージーランドで最高位24位、英国とスウェーデンでは最高位26位、オランダで最高位38位、オーストラリアでは最高位73位・・・を獲得しているようです。またこのアルバムは、第33回米グラミー賞(1991年)において、「最優秀アルバム賞」に輝いているようです。