ポップロックで
パワフルなダイアナ様も良いです!
♪Swept Away/Diana Ross(1984年)
ダイアナ・ロス!様、まだ行くぞ〜!
80年代をもうちょっと下って行くと、やはりこの手のサウンドが主流になって行くんだなぁ?まさかダイアナ様も、こんなサウンドで歌われていたんですねぇ?今夜は彼女のソロ通算15作目のアルバム「スウェプト・アウェイ(1984年)」収録で、シングル&タイトル・ナンバーです!
このアルバムと言ったらやはり、マーヴィン・ゲイさん追悼!ライオネル・リッチーさん作の名バラッド、「ミッシング・ユー(1984年)」ですよね!このナンバーはもう書かせて頂いたんですが、改めて良い曲だよなぁ!と感じています。ダイアナ様は過去の70年代に、マーヴィンさんと一緒にレコーディングされたアルバム、「ダイアナ&マーヴィン(1973年)」をリリースされているんですよねぇ?
年齢は、マーヴィンさんの方が5歳上でいらっしゃいますが、正にソウル・ミュージック、R&Bヴォカーカリストとして同じ時代を生きて来た、そう!レーベルもモータウンで同じだし、亡くなられてしまったショックは、相当に大きかったことでしょう。そんな彼を想い、慕い、慎む、素晴らしい名曲として、これからも語り継がれる曲ですね!
あの時代先の端のナンバーを、
しっかりと受け止めて
ダイアナ色に染め抜く
またこれも、
カッコイイ〜なぁ!
さて本日のナンバーは、アルバムのタイトル・ソングでもあるシングルカット・ナンバー!いやぁ〜、正に80年代半ばのキラキラサウンドが炸裂しています!こういうサウンドは、♪ピコピコ・・・サウンドと言われて、嫌いな方々が、たくさんいらっしゃったようで、今も人気がないようだけれど、最近はまた巡り巡って来てるのかな?結構、洋楽・邦楽問わず、新しい方々も影響されて?いりように感じるんだけど?不思議なことに違和感が全くないんだよね!
音楽ってホント、不思議だよなぁ!
ちょっと前だと、この手の音をたっぷりと浴びて来た私でさえ、ちょっと今はなぁ?って感じたぐらいでした。でも今は感じないってのは、回って来てるんですねぇ〜?流行りの音楽ってのは、本当に不思議です!ただ、エレクトロ・サウンドだけではなく、この曲では何と!ジェフ・ベックさんがギター・ソロにクレジットされているようですが、実はソングライティングをも担った、
ダリル・ホールさんが自らギター・ソロを弾いているようですねぇ?えええ?そうだったのかぁ?そう言えば、何となくベックさんのようにも感じるんだけれど、ちょっと違うよなぁ?と思っていたんだよね。この頃あたりからダリルさんは、ギターも弾かれているようでしたからね。でも、曲にピタリと合う、カッコイイ〜ソロをかましてくれています!
そう言えばあの時期彼も、新たにいろいろな要素を取り入れて、ブラッシュアップを計っていらしたと記憶しているんで、この曲のロックっぽいところとか聴くと、なるほどなぁ?と。彼も進化を恐れず、前に突き進む方なんだよなぁ?パートナーであられた、サラ・アレンさんとの共作!そんな音楽をバックに、ダイアナ様が、思いっきり弾けていらしゃいます!
まだまだ行くわよ〜!
そんな彼女の声が聞えて来そうです!いやぁ〜、こんなに弾けていたっけぇ?驚いています!ただ、アルバムのジャケットの彼女の髪型を見ると、おお〜、80代だぁ!ですよね?彼女も前に前に進んで行ってたんだなぁ?強く感じています!優しいお母様であられる彼女ではなく、ここには、まだまだ突っ走る、色っぽくてパワフルな女性の姿があります!
♪あなたに夢中になってしまい、我を忘れてしまったの・・・っていう詩も、セクシーなダイアナ様を浮かび上がらせていて、さらに盛り上がって行きます!しかしダイアナ様は、やっぱり素晴らしい歌い手さん!この曲を聴いて、優しいお母様風はもちろんだけど、強い、でも、女性らしい色っぽい雰囲気を持った、
最強の歌い手さん!
なんだよねぇ?
この方には、マーヴィンさんの分も!
本当に、
末永〜く歌い続けて欲しいです・・・。
※本日の1曲「♪スウェプト・アウェイ(Swept Away)(1984年)」は、米ビルボード・ダンス・シングル・チャートで最高位No.1!、米ビルボード・R&B・シングルチャートで最高位3位、カナダでは最高位17位、米ビルボード 100で最高位19位、ベルギーで最高位28位、オランダのトップ 40とシングル・トップ 100で最高位36位、旧西ドイツでは最高位63位・・・を記録しているようです。アルバム「スウェプト・アウェイ(Swept Away)(1984年)」は、米ビルボード・R&B・アルバムチャートとノルウェーで最高位7位、オランダとスウェーデンで最高位10位、ヨーロピアン・アルバムチャートで最高位18位、旧西ドイツとイタリアでは最高位22位、フィンランドのアルバムチャートで最高位23位、米ビルボード 200で最高位26位、カナダで最高位37位、英国で最高位40位、オーストラリアでは最高位78位・・・を獲得しているようです。
ラベル:スウェプト・アウェイ ダイアナ・ロス