ファンキーがまたグッド!
でもやっぱり、a-haだよねぇ?
♪Move To Memphis/a-ha(1991年)
a-ha!さんたち、まだまだ!
前曲とは違って、ファンクにアプローチしたナンバー!
ベースとドラムはデジタル仕様!これぞ、90年代のR&Bだよね?久しぶりにこの曲聴いているんだけれど、今までとは違った魅力を出してて、良いですよね?今宵は、彼らのベスト・アルバム「ヘッドラインズ&デッドラインズ〜(1991年)」に収録!後に、アルバム「メモリアル・ビーチ(1993年)」に収録された1曲です!
'90'sソウルファンクR&B?
いやいや、
やっぱりa-haのナンバーだよね?
「メモリアル・ビーチ」は、結構黒いサウンドを取り入れたと、レビューされている方もおっしゃっているし、そうだよなぁ!と思ってるんだけれど、やっぱり彼らは彼らだなぁ!本日の1曲は正確に言えば、前述したように、1991年のベスト・アルバムに新曲として収録されたナンバー!ちょっと他の曲と毛色が違いますよね?しかし、新たな要素を果敢に取り入れる彼らの姿は、勇気があると思うし、清々しいですね!
うねるデジタル・ビートが全編を覆っていて、あの頃のR&Bが蘇って来ます!そして今回聴き直してて、おお〜!って感じたのは、
ポールさんのカッティング!
カッコイイよねぇ!
いやいや、上手いなぁ!
クリーン・トーンの細かいカッティングって、難しいんだよねぇ?歪ませちゃうと、意外に出来ちゃうギタープレイも、生音になると、もろ演奏力が出てしまう!私も良く練習したんですが、カッティングは難しい!でしたねぇ。このクリーン・トーンのカッティングあっての、ファンク・ミュージック!ポールさんは巧みです!そしてこれは、センスが必要不可欠ですよね?センス抜群の上手い人だったんだなぁ!
面白いのは、間奏でポールさんの今度は、♪キュイ〜〜ン・・・なキターソロの後に、ちょっとクラシカル・ミュージック漂う、マグネさんのキーボード・ソロがあるんですよね!これがまた良いんだよなぁ!こう言うのって、あの頃のR&Bにはないものですよね?ここらへんが欧州の臭いを、やっぱりa-haさんたちなんだよなぁ?と感じます!何とも言えない魅惑の世界が混ざり合うよねぇ?
紡がれる歌詞は、魅惑の彼女を追って、メンフィスに行くんだ!・・・って言う、シンプルなもの。メンフィスはアメリカは南部テネシー州の街。アルバム「メモリアル・ビーチ」は、アメリカへ渡り、ミネソタ州でレコーディーングされたアルバムなんで、この曲は違いますが、上手くアルバムに溶け込んでますよね?
違和感があるのは、モートンさんのロング・ヘアーだぁ!正直似合わないなぁ?なんて、男前に失礼なんですが。あの時代ニッポンでも、木村拓哉氏を筆頭に、江口洋介さんとかがやっていた、いわゆる「ロン毛」って呼ばれた、ワンレングス・ヘアー!これって、ホントカッコイイ〜男じゃないと、絶対やっちゃダメなやつですよね?でも、カッコイイ〜、モートンさんなのに、なぜか似合わないよね?
やはり彼は、クラシカルな風貌だからかなぁ?短髪でパリっとした、トラッドな方が良いと感じます!
ファンキーなa-haも良いですね!
※本日の1曲「♪ムーヴ・トゥ・メンフィス(Move To Memphis)(1991年)」は、ノルウェーのシングルチャートで最高位2位、オランダのトップ40で最高位12位、アイルランドでは最高位29位、ドイツで最高位39位、英国で最高位47位、ユーロ・チャート・ホット 100では最高位54位、オランダのトップ100で最高位61位、オーストラリアでは最高位171位・・・を記録しているようです。アルバム「メモリアル・ビーチ(Memorial Beach)(1993年)」は、ノルウェーのアルバムチャートで最高位No.1、英国とドイツで最高位17位、ヨーロピアン・アルバムでは最高位25位、ニッポンのオリコン・アルバムチャートで最高位27位、スイスとスウェーデンで最高位39位、オーストラリアで最高位132位・・・を獲得しているようです。