ダイナミックなロックだけど、
ポップでカッコイイなぁ〜!
♪Eye To Eye/Asia(1983年)
エイジア!さんたち、出番ですぅ〜!
突然思い出して、久しぶりに聴いています!
ご存知、元、名プログレッシブ・ロック・グループのメンバーが、80年代の風を感じて、しっかりと時代に合ったロック・ミュージックをつくり出した?私は感じているんですが、英国は、ロンドンで結成されたスパー・ロック・グループです!
メンバー
スティーヴ・ハウさん(ギター)
ジョン・ウェットンさん
(ベース&リード・ヴォーカル)
カール・パーマーさん(ドラムス)
ジェフ・ダウンズさん(キーボード)
ダイナミックなロック!
でも、ポップなんだよね?
時流にもしっかり乗って、
最高にカッコイイ〜です!
当時中学生でしたが、リアルタイムで、ロック好きの友人に教えて貰って好きになったグループ!どちらかって言うと、ハード・ロックよりも、もっとポップでダンサブルな方へ、当時は耳が持って行かれていたと記憶しているんですが、彼らの音楽は、理屈抜きにカッコイイなぁ!と感じた人たちでしたね。メンバーは皆さん、ダウンズさんは、バグルスって言う、シンセポップ・グループに直前までいらっしゃった方ですが、
テクニカルで壮大な、プログレッシヴ・ロック・グループに在籍されて人たちですから、テクニックは申し分ない訳だけど、もっとシンプルに、もっとポップに・・・正に1980年代に合わせた?と言うか、私は、この4人の方々が集まって、あの時に自然に出て来たのが、エイジアの音楽だったんじゃないかなぁ?と感じるんですが、どうでしょうか?本日のナンバーでは、ハウさんは特徴的なフレーズを、結構かましてるし、
アンサンブルもピタリと合ってるし、でも難しい、難解なことは演ってなくて、普通にロックが好きな人たちにも、十分受け入れられる旋律を、しっかりと作り上げていらっしゃいます!私は当時、「プログレって何?」って言う、まだまだロックのことを十分に知らなかった時。デビュー作「詠時感〜時へのロマン〜(1982年)」収録の「♪ヒート・オブ・ザ・モーメント(1982年)」を、ラジオで聴いたのが、確か最初のエイジア体験でした!
ホント、普通にカッコイイ〜ロック・ソングだと感じて、彼らエイジアさんたちに興味を持ちましたね!そして、2作目のアルバム「アルファ(1983年)」と共に、貸しレコード屋さんに行って借りて、カセットテープに録音して、聴くようになりました。(あの頃は手間が非常にかかったんだよなぁ!苦笑)そして、前にも書かせて頂きましたが、贅沢にも1983年12月に、
日本武道館で行われた彼らの、来日公演に行ったんですよね!しかも席は前から2列目!「小僧のくせに生意気だぁ!」って、今私が中学生がそんなことだとしたら、やはり言っちゃうかなぁ?中学生の級友でロック好きな友だちが居て、彼の年の離れた、これもまた前に書いたなぁ?年の離れたお兄さんが、ロック・コンサートの関係者の知り合いが居たんだろうかぁ?ツテがあったらしく、
中学三年生のお子ちゃまが、前から2列目のチケットを買ってしまったんです!今でも思い出すんですが、ライヴは素晴らしかったなぁ!惜しくもベース&ヴォーカルのジョン・ウェットンさんは脱退してしまい、でも、同じ元プログレの雄であられる、グレッグ・レイクさんが代役を担い、来日してくれたんですよね!考えたら、今レイクさんはこの世にいらしゃらない(ウェットンさんもそうですが)方。
本当に貴重な瞬間を体験出来たことに、そう!両親に、チケット代を援助して貰った訳ですから、両親にも感謝しなければですねぇ!本当にありがとうm(__)mさて本日のナンバーは、ちょっとせつないメロディの、どっしりと構えた、でも、とてもメロディアスで軽快な感じもある、良い曲です!当時のアナログLPでは、B面の1曲目にこの曲が収録されていたんだよね!
良く耳を澄ませば、やっぱり元プログレの人たち!そこかしこに、凄ぇ〜上手いよなぁ!とか、ここでこういうサウンドが来るかぁ?や、特に、スティーヴ・ハウさんのギターの秀逸さに感心させられますね!ギブソンの、セミアコ、ES-335を主に使っていらしゃったと思いますが、独特のフレーズが印象的です!この方、確かチョーキングをしない方なんですよね?なんで、ちょっとカントリーの方のような、♪タリラリ、タリラリ・・・とか、流れるような感じのフレーズが出て来ます!
そして彼の手癖なんだろうけど、ちょっとためるっていう、ブルーズ・ギタリストとは対照的な、突然、ドドド・・・だぁ〜〜って入って来るっていうか?彼のことは詳しく存じてないんですが、エイジアの時のこのギター・フレーズは、今聴いても魅了されてしまいます!そして、カール・パーマーさんのダイナミックなドラミングも、ジョン・ウェットンさんのシンプルだけど存在感のあるベース、ジェフ・ダウンズさん、
そう!彼の存在が大きいですよねぇ?いろいろな音色の音を操りながら、最終的に彼がサウンド面を締める、重要な役割を担っています!ウェットンさんのヴォーカルは、大人の歌声だよなぁ?と、リアルタイムでは感じていたけれど、今聴いても少し枯れて来てるけれども、実はまだまだ艶のある、太い歌声で、やはりこの歌声がなければ、ロックとか聴かない人たちには、響かなかっただろうなぁ?と、今回聴いてて改めて感じました!
センス抜群の
分かりやすい旋律と歌!
これですかねぇ?
もちろん、往年のプログレ好きの方々には、「違うんだよ〜、違う!」ってことなのかなぁ?でも私は、こう言う音楽を奏でて、しっかりと80年代を彼らは、乗り切ったんじゃないかなぁ?なんて感じます。そしてアルバムを聴いていると、曲が良いですよー!そんなに構えてなくたって、すーっと入って来る曲ですよね?なんて言うと、プログレ好きの方々から怒られちゃうかなぁ?
♪俺達は目線が合わないんだよ!相性が悪いのさ!・・・サビで歌われるのは、そう言うことですよね?ブログで書かれていらっしゃる方の、和訳も参考にさせて頂きましたが、恋愛している相手とは目線が合わない、反りが合わない、結局は相性が悪い!ってことですよね?歌詞よりもこの曲は、旋律やサウンド、歌の方!詩の意味を深く知らずとも、十分魅力的ですが。
でもこの時代は、強いって言うか、活発な女性の話を題材にした歌詞が多いことに気が付きます!欧米は、丁度転換期にあったのかなぁ?
元プログレたちの
極上のポップ・ロック・ナンバー!
今でも輝いています!
私には、80年代は、
やっぱり耳に心に
いつまでも残っているんだなぁ?
ホント強く感じています・・・。
※本日の1曲「♪悲しみの瞳(Eye To Eye)(1983年)」収録のアルバム「アルファ(Alpha)(1983年)」は、日本のオリコン・アルバムチャートで最高位4位、英国のアルバムチャートで最高位5位、米ビルボード 200で最高位5位、ノルウェーで最高位8位、オランダとスウェーデンで最高位9位、カナダでは最高位10位、旧西ドイツで最高位11位、イタリアで最高位13位、フィンランドで最高位14位、スイスでは最高位18位、フランスで最高位19位、オーストラリアでは最高位46位・・・を獲得しているようです。