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2025年03月30日

1672.♪オーヴァー・ザ・マウンテン




ギターが、サウンドが・・・生々しいなぁ!


♪Over The Mountain
/Ozzy Osbourne(1981年)


オジー・オズボーン!さん、次はなんでしょう?

あえて、この曲は外していたんだけれど、やっぱり外せませんね!と言うことで今宵も、オジー・オズボーンさんの2ndアルバム「ダイアリー・オブ・ア・マッドマン(1981年)」収録で、アルバムのオープニング・ナンバーです!

生々しくお見事なアンサンブル!
素晴らしいよねぇ?
そして、
ランディさんのギターだぁ〜!

前回の「♪リトル・ドールズ(1981年)」と比べると、よりヘヴィ・メタルなナンバーだよね?でも、よりシンプルで?ディズリーさんのベースも、この曲ではかなりシンプルです!イントロでは、前曲と同じくカースレイクさんの、♪ドコドコドコ・・・と、脳天を揺さぶるイントロから始まります。しかし、やっぱり、いたってシンプルなナンバーですよね?そこが良いんだよ〜!って曲だと私は思います。

1stアルバムの方も、また聴いているんだけれど、こっちの方がカチっとしてて、80年代風なのかなぁ?って感じるんですが、いかがでしょうか?ランディさんのギターは、もちろん唸りを上げて響き渡っていますが、カチっと収まっている気がします。一方、本日の1曲、収録のアルバムの方は、生々しいですよね?ランディさんは、ホワイト・ボディのギブソンのレスポール・カスタムを使っていらしゃいましたが、

この頃は、黒いボディで白い水玉模様がペインティングされた、アーム付きのフライングVや、ジャクソンのVも使っていらっしゃいましたよね?この、黒いボディのフライングVを、本日のナンバーでは使っているのかなぁ?揺れるアーミング・ソロなんかが出て来るし。そして何度も言いますが、1stよりも生々しいギター・サウンドが、何だろう?より耳や脳を刺激して来ますよね?いやぁ〜、カッコイイなぁ〜!と感じます。

思い返してみると、私はこの曲が最初に聴いた、オジー・オズボーンさんの曲だったんだよねぇ!なんで、思い入れがあるし、感受性の高い思春期に聴いたってことで、いつまでも残っているんですね?ちょっと前に聴いた時よりも、また今、あの時代が巡って来てる?入って来ますよ〜!そしてランディさんが主役な曲だと感じるんだけど、ディズリーさんのシンプルなベース、カースレイクさんの派手なドラミング、

そして、オジーさんの歌声があって、この絶妙なアンサブルがあっての、この曲なんだよねぇ?今回また聴いていて凄く感じるんだよなぁ!曲の展開とか曲自体は、とてもシンプルなのに、ドラマティックで、スリリングで、ダイナミックで・・・けれど、コンパクトに纏まってはいない?ここらへんが、1stよりもかっこよく感じますなぁ。

歌詞の方は、前回と同じく詳しく分からなくても、もうこのグルーヴで十分です!が、難しい詩だよね?魔法とか霊界なんていう単語が出て来るんで、暗黒の世界を描写しているのかなぁ?と思ったりするんだけれど、実はラヴソングで?私と一緒に山を越えて、求める場所へ一緒に行こう!って言う、前向きな詩なんじゃない?なんて感じているんですが、どうだろう?

ランディ・ローズさんは、残念なことにこのアルバムのツアー時に、飛行機事故により早逝されてしまいます。オジーさんにしてみれば、正にご自身の第2章の、そして、新たなメンバーと共に、順調に行っていた頃ですから、相当なダメージを受けられたことでしょう。ホント残念無念ですよね?そんな悲しみを乗り越えて?

その後は、ジェイク・Eリーさん、ザック・ワイルドさん、そしてガス・Gさん・・・へと、ギタリストが代って行き、今現在はザック・ワイルドさんが、また戻っていらっしゃるようですね?もしランディさんが天に召されることがなかったならば、おそらく今も、クワイエット・ライオットへの参加があったかもしれませんが、オジーさんと共に過ごされていたのかなぁ?そんなことを思うと悲しくなって来ますが・・・。

しかし、ランディ・ローズさんの存在は、今もアルバムを通して堪能することが出来ます!いつまでも、彼の珠玉のプレイを、聴いて行きたいと感じるばかりですね。クラシカル・ミュージックからの影響も受けていらしたようで、そう言えば、そうかぁ?ってフレーズがありますよね?そんな稀有な、素晴らしい、そして、小柄で、優しい笑顔がとても印象的だったランディローズさん。ファンは絶対忘れることはないでしょう・・・。


※本日の1曲「♪オーヴァー・ザ・マウンテン(Over The Mountain)(1981年)」収録のアルバム「ダイアリー・オブ・ア・マッドマン(Dirary Of A Madman)(1981年)」は、英国のアルバムチャートで最高位14位、米ビルボード 200で最高位16位、カナダでは最高位17位・・・を獲得しているようです。そしてこのアルバムは米国で、300万枚を売り上げて、トリプル・プラチナムに認定されているようです。




posted by のぶそうる at 21:47| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト(洋楽)ア行・カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月27日

1671.♪リトル・ドールズ




意外に
ポップだったんだよねぇ?


♪Little Dolls/Ozzy Osbourne(1981年)


オジー・オズボーン!さん、出番だよぉ〜!

お次は、オジー・オズボーンさんです!

私がバンド(もちろん高校生のコピー・バンドです)で、最初に歌ったのが、オジーさんのデビュー作から2曲、そして、ブラック・サバスさんたちの、「♪パラノイド(1970年)」でした!緊張してリハーサルで上手く歌えなかったことや(本番は何とかなったんですが)、バンドって、凄ぇ〜楽しい!昔よく、体に電流が駆け巡った!なんてことが言われてたけれど、ホントそうでしたね!なんか、昨日のことのように思い出されます。どちらかって言うと、

レインボーさんたちやマイケル・シェンカー・グループさんたちの方が、私は演りたかったんですが、ギターの友達がオジーさん好き、ランディ・ローズさん大好きなやつだったんで、結果オジーさんのコピーになりましたが、思い返すと、ベースがパンクス、ドラマーは最後の最後まで中々決まらず、何と!あの頃には珍しい、私も好きだったんだけれど、デュラン・デュランさんたちや、デヴィッド・ボウイさんなんかが好きな、イケメンのクラスメイトが学校に居て、

その彼が、ヴォーカルを演っていたようなんだけれど、実はドラムも叩けると聞いて、メンバーに入って貰いました。音楽嗜好の違うメンバーだったけど、オジー・オズボーンさんが、和を作ってくれたのかなぁ?ホント、今も良い思い出として残っております。さてさて今夜は、彼の通算2作目のアルバム「ダイアリー・オブ・ア・マッドマン(1981年)」収録のナンバーです!

メンバー

オジー・オズボーンさん(ヴォーカル)
ランディ・ローズさん(ギター)
ボブ・ディズリーさん(ベース)
リー・カースレイクさん(ドラムス)

意外や意外?
ポップな旋律がハジけてて
でもがっつりハードで
・・・カッコイイ〜なぁ!

このブログを始めた時に、いろいろとこの時代のハード・ロック・グループのアルバムを聴き返していたんですが、えええ?ポップだよなぁ?って感じたんだよね!今また聴き返してみたら?前回のジューダス・プリーストさんたちは、う〜〜ん、やはりヘヴィ・メタルだよなぁ!と。でも、この時代の後に、メタリカさんたちや、メガデスさんたち、他、スラッシュ・メタル勢なんかが出て来たからでしょうか?

80年代は、そこまでヘヴィではなくて、ギターもそれほど歪ませてなかったり、意外にポップな要素があったんだなぁ?と感じます。今夜のナンバーでは、ランディ・ローズさんのギターは、思いっきり歪んでますが!ピッキング・ハーモニックスやら、アーミングやら・・・しかし!これぞ80年代のギター・プレイだよねぇ!しかし、曲調はポップ感があって、ここらへんがまた、私は良いなぁー!って思うんだよなぁ!

今回は、リズム隊のお二人が、かなり前へ出て来るお2人です!最初に、本日の1曲収録のアルバムを聴いた時、リズム隊は、ベースにルディ・サーゾさん、ドラムスにはトミー・アルドリッジさんが、もう入っていたと思ってたんだけれど、違ったんだよね!このアルバムが出た後に、ルディ&トミーさんたちお2人に代わったんですね?ルディ&トミーさんたちは結局、次作「月に吠える(1984年)」には参加されなかったんで、

繋ぎの役割だったんだなぁ?「スピーク・オブ・ザ・デヴィル(1982年)」って言う、ライヴ・アルバムが当時リリースされたんですが、今現在は廃盤扱いのようですね?このライヴ・アルバムでは、ルディ&トミーさんたちが、極上のリズム・セクションを担って、ランディさんの後継に、一時的ですが後に、ナイト・レンジャーに加入する、ブラッド・ギルスさんがギタリストとして迎えられていましたよね?

ただ、ディズリー&カースレイクのお2人も、と言うか、彼らも、かなり動きのあるリズムを担っていた人たちなんだよね?本日の1曲では、いきなりイントロから、カースレイクさんのドラムから始まり、どっしりとしたミドル・テンポのリズムなんですが、派手なプレイを披露してます!ディズリーさんのベースも、ブイブイ鳴らして、グイグイと動いてますよね?改めて、おー!って、ウキウキしちゃってます!

ランディさんのギターも、ギンギン・・・ガンガン歪ませた音で、リフだけでなく、そこかしこに、♪キュイ〜ン!と、顔を出して来るんで、バンドで演ったら、もちろん難しい曲だと思いますが、楽しいだろうなぁ?しかしベースが、かなり動いてますよね?こんなに動きのあるベースだったっけぇ?ちょっと驚いていますが、やっぱり80年代のサウンドであり、プレイですなぁ!70年代とはちょっと違う、タイトなのに動いている?

魅力的なバックを、当時オジーさんは獲得されていたんですね?そんな魅惑のバックを従えて、オジーさんは、ブラック・サバスを辞められた時は、精神的にも肉体的にも疲弊されていたと聞きます。でもこんな最強なバックを得たことで、新たな段階に入って行けたんでしょうねぇ?何とも、自然体で歌っていらっしゃる感じがしません?その後も、ツアーに入って、ステージでコウモリを食いちぎってしまったりとか、

いろいろ騒動を起こされて行くオジーさんですが、シャロンさんと言う奥様を得たことで、しっかりと支えられて、バックのメンバーは代って行くようですが、順調に活動を続けることに!シャロンさんの存在は大きかったんだろうなぁ?このナンバーも、前回のジューダスさんたちのナンバーと同じく、ブリッジ・パートがあって、オジーさんの方は何とも泣かせる、これまたポップ風味を存分に感じさせる雰囲気を作っていて、良いなぁ!

と私は感じます!ランディさんのギター・ソロは、いたってシンプルなもので、ここらへんも、まず楽曲ありきの姿勢?♪キュイ〜ン、ギュイ〜ンって、オジーさんが歌っているパートでは、ギターが唸っているのもまた乙だよなぁ?そして、紡がれる歌詞の意味が分からなくとも、プレイ、アンサンブル、歌、曲調、展開・・・だけでも、もうお腹いっぱい!

当時のリアルタイムでは私は、歌詞は何を紡いでいるのか?は、あんまり気にしてなかったなぁ!結構そんな方々、あの時代は多かったんじゃないかなぁ?ハード・ロックってのは、前述したように音をメロディを、プレイやアンサンブルを、体で感じる音楽なんじゃない?そんなことを感じる、初春の夜でございます!

あの頃のオジー・オズボーン・バンド!
今も輝いてますよね?


※本日の1曲「♪リトル・ドールズ(Little Dolls)(1981年)」収録のアルバム「ダイアリー・オブ・ア・マッドマン(Diary Of A Madman)(1981年)」は、英国のアルバムチャートで最高位14位、米ビルボード 200で最高位16位、カナダでは最高位17位・・・を獲得しているようです。このアルバムは米国で、300万枚を売り上げて、トリプル・プラチナムに認定されたようです。




posted by のぶそうる at 21:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト(洋楽)ア行・カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月28日

1655.♪ジンギス・カン

やっぱり初期のナンバーだよね?
カッコイイ〜〜〜!


♪Genghis Khan/Iron Maiden(1981年)


アイアン・メイデン!さんたち、

まだ行きますぞ〜!

デビュー・アルバムにも、「♪トランシルヴァニア(1980年)」って言う、インスト・ナンバーがありましたが、今夜の1曲はインスト曲!そして今夜も、2ndアルバム「キラーズ(1981年)」収録の1曲です。

インストはメイデンさんたちの得意技!
もっと複雑だと思っていたけれど、
基本初期のころは、
分かりやすくて、カッコイイなぁ〜!

モンゴル帝国初代皇帝、チンギス・カンをテーマにした曲ってことで、歴史好きなベースのハリスさんらしいところだと思いますが、これまたメイデンさんたちらしいですよね?もっと展開が複雑だったように記憶していたんだけれど、意外にこの曲も長くないし、それほど複雑な展開はなく、むしろ、やっぱりストレートでシンプルだったんだなぁ?と、またしても感じるばかり。

ただ、マーレイ&スミス両氏のハモりのギターがアクセントになっていて、これぞヘヴィ・メタル!ってことも言えますよね?ただ、ちょっと前に彼らを振り返った時にも感じたんですが、ギターがそれほどゴリゴリに歪んでないんだよね?彼らと言ったら、ヘヴィなエレクトリック・ギターの、♪ギロギロ・・・なフレーズが、ヘヴィだったはずなのに・・・。

やはりその後の、そう言えば、ラーズ・ウルリッヒさん!メタリカのドラマーですが、メイデンさんたちを、初期の頃から好きだったようですね?そんなラーズさんがメタリカで、メイデンさんたちをもっとヘヴィにした音楽を奏で始め?スラッシュ・メタルとか、ヘヴィ・ロックに昇華して行くことになるのかなぁ?そういった人たちが出て来たからでしょうか?初期メイデンさんたちのギター・サウンドが、全くヘヴィに聴こえて来ないんだよね?

不思議ですよね?そしてこの曲のクライヴ・バ―さんのドラミングも、最高に気持ち良いなぁ!タムとハイハットを駆使した、独特のグルーヴを作り出しています!ニコ・マクブレインさんとは違う、何だろう?と思っていたんですが、ロックンロール・ドラミング!これなんでしょうね?この曲では展開が変わって、結構派手なんだけれど、

テクニカルにあんまり感じないんだよね?もちろん上手いのは当たり前ですが、ラフ&ルーズ!70年代のスタイルが、まだクライヴさんのドラミングには受け継がれていて、残っているからなのかなぁ?シャキシャキしたハイハットとシンバルの音なんかも、70年代風なのかなぁ?そしてまた感じるのは、ザ・ポリスのドラマー、スチュさんとの類似点!似てますよね?違うかなぁ?

テクニックとかではなく、聴いていて、そのグルーヴを感じていて、楽しい!カッコイイ!気持ち良い〜!ってのが、スチュさんと同じなのかなぁ?ハリスさんのベースが核になっているのは、皆さん知っていらしゃると思うけれど、ギターもメイデンさんたちには欠かせないなぁ!ってのも強く感じます!リフを弾いている時も、ソロを披露している時も、二人でハモっている時も、そんなに歪ましていないところが、

これまた70年代風な気もします!

しかし、

テンポの速さ、スピード感!

これが加わると、これぞアイアン・メイデンさん!80年代のニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル!なんだよねぇ?そして、こんな音を、旋律をプレイを披露出来るグループは、彼らしか居ない!ホントそう感じています・・・。初期のメイデンさんたち、カッコイイ〜ぞ〜!


※本日の1曲「ジンギス・カン(Genghis Khan)(1981年)」収録のアルバム「キラーズ(Killers)(1981年)」は、フランスのアルバムチャートで最高位No.1、旧西ドイツで最高位10位、スウェーデンで最高位11位、英国では最高位12位、フィンランドで最高位18位、ノルウェーで最高位19位、オーストリアとオーストラリアで最高位20位、日本のオリコンのアルバムチャートでは最高位28位、ニュージーランドで最高位41位、米ビルボード 200で最高位78位・・・を獲得しているようです。






posted by のぶそうる at 22:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト(洋楽)ア行・カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする