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2024年10月03日

1627.♪ザ・ボス




ディスコなダイアナ様!
でも、優しいんだよなぁ!


♪The Boss/Diana Ross(1979年)


ダイアナ・ロス!様、ご登場!

少し、暑さも和らいで来ましたかね?秋から冬にかけては、いや、寒くなって来ると、ソウルフルな曲が聴きたくなるんだよなぁ!しかし今宵は、ディスコでフィーバー!ダイアナ・ロス様の通算10作目のアルバム「ザ・ボス(1979年)」収録で、シングル&タイトル・ナンバーです!

ディスコ・ナンバー!
弾けてるけれど、
やっぱり
優しい〜んだよなぁ!
ダイアナ様の歌声は!

この曲収録のアルバムの次のアルバム、「ダイアナ(1980年)」では、プロデュースに、シックのバーナード・エドワーズ&ナイル・ロジャーズさんたちが担当することになり、またまた、ディスコティックでダンサブルなアルバムを披露してくれることになります!こっちの方が、実は私は好きかなぁ?でも本日のナンバー収録のアルバム「ザ・ボス(1979年)」も良いです!

このアルバムでは、アシュフォード&シンプソンのお二人がプロデュースを担当!時代は、ディスコでフィーバー!だったんだよねぇ?私たちより、もちょっと上の世代、60代の方々でしょうか?この曲は、正にディスコ・クラシック!として、今も聴けば、自然と体が動いてしまうんじゃないでしょうか?

この時代は、生楽器演奏がテクノロジーよりも主体で、まだまだ幅を利かせていた時代!なんだろう?グルーヴが野性的だよなぁ?感じるんだけど、洗練されているためか、クールにも響いて来ます!ベースが、ディスコミュージックには必須である、オクターブを弾いて、グイグイ!リズムを引っ張って行く!アンソニー・ジャクソンさんなんだよね?シンセのベースも今の時代になれば、生楽器の音と変わらない程、進化しているようですが、

生楽器演奏には、特にリズムは叶わないですよね?その肉感的でリズミカルな、う〜〜ん、言葉にするのは難しいなぁ?とにかく圧倒的なリズムを奏でていらっしゃいます!これに私はやられたんですよね。そして、ホーン・セクションもストリングス隊もバックに居らっしゃるんで、音が分厚い!グイグイと引っ張られて、気が付けば踊ってしまう!ってやつですね?

繊細で優しい歌声が、
この曲では弾けていて、
でも彼女らしくて
素晴らしいですよ〜!

ここで、歌唱力抜群のパワフルな圧の強いヴォーカルが出て来ると、もちろん素晴らしいんだけれども、ダイアナ様の、繊細で優しい、艶のある歌声が出て来るんで、これがまたカッコイイです!ダイアナ様は、もちろん上手いです!素晴らしい歌い手さんですが、ちょっと線の細い?とても女性らしい、う〜〜ん、壊れやすい?クリスタル・ヴォイスってやつかなぁ?それがまた、柔らかくて優し気で、たまらなく魅力的なんだよねぇ!

しかし、決して弱弱しくはなく、ダイナミックで大きいところもあるんだよね!やっぱりこの方の歌声を聴くと、お母さんを感じてしまうのは私だけでしょうか?優しくて、大きくて、とても叶わぬ存在感を持っていて、でも女性らしい繊細な部分もあって・・・。男性はそんなことを感じるんじゃないかなぁ?違うかなぁ?まぁ、母親のような素晴らしい歌い手さん?私は今もそう感じます!

紡がれる歌詞の方は正に、♪私がボスじゃないかしら?♪恋愛マスターは私よ!みたいな詩になっているようですが?彼女にそう言われたら、はい、おっしゃる通りです!って即答しちゃいますね。ベタベタな恋愛の詩!あの時代に多かった詩だと記憶していたんですが、この曲の詩はちょっと難しいですね?ただ、女性が強い!良い意味で、女性が男性を翻弄するって感じは、あの時代、80年代に向けた時なんで、ピタリとハマってますよね?

後、シャウトやスキャットをかなり連発しているところが、意外です!こんなあったっけ?でも、圧の強いヴォーカルではないから、シャウトも可憐に響いて来るんだよねぇ!何とも可愛らしく!やっぱり、やっぱりを連発しちゃいますが、

ダイナア・ロス様は、唯一無二で最強の、
そして可憐で優しい
歌い手さんなんだよねぇ!


※本日の1曲「♪ザ・ボス(The Boss)(1979年)」は、米ビルボード・ディスコ・シングルチャートと、カナダのアダルト・コンテンポラリー・シングルチャートで最高位No.1、カナダのダンス/アーバン・シングルチャートでは最高位8位、米ビルボード・ホット・ソウル・シングルチャートで最高位12位、米ビルボード 100で最高位19位、米キャッシュ・ボックスのシングルチャートで最高位21位、英国で最高位40位、米ビルボード・アダルト・コンテンポラリー・シングルチャーとでは最高位41位、カナダで最高位48位・・・を記録しているようです。アルバム「ザ・ボス(The Boss)(1979年)」は、米ビルボード・R&B・アルバムチャートで最高位10位、米ビルボード 200で最高位14位、フィンランドで最高位24位、カナダでは最高位38位、スウェーデンで最高位50位、英国では最高位52位、オーストラリアで最高位76位・・・を獲得しているようです。




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2024年09月27日

1626.♪フラジャイル




哀しい悲劇の物語を紡ぐ
哀しい旋律が、心に刺さります!


♪Fragile/Sting(1988年)


スティング!さん、渋いの、お願いします。

この曲も好きでしたぁ!いや、今もやはり良い曲だなぁ?と感じますね。今夜もスティングさんの、ソロ2作目のアルバム「ナッシング・ライク・ザ・サン(1987年)」収録のシングル・ナンバーを!

悲劇を題材にした
悲しいナンバーですが、
歌に、ギターに、魅せられます!

この曲も、実際に起こった悲劇を題材にしたナンバーで、全体を通して、悲しい旋律が流れて行きます!でも、ラテン風味の哀愁のバラッドで、まず、ギターが良いですねぇ!スティングさん自ら弾かれていて、この頃のライブ、いや、今現在のライブでもスティングさんが、クラシック・ギターを弾いていらっしゃいますよね?

アコースティック・ギターとは、ちょっと違う、何だろう?独特の柔らかい音色って言うのかなぁ?しかも弾く方の右手で、指弾きで演奏するんで、生々しい音が響いています!と言いながら、洗練されたエレガントな雰囲気もあって、良いサウンドとメロディを披露されてますよね?ホント、独特なサウンドがまた良いんだよなぁ!

歌声も素晴らしい!

そして、このナンバーではちょっと抑えた、ハイトーンではない彼のヴォーカルも、曲に合っていて素晴らしいです!ちょっとハスキーがかった声が、より重みを増して?悲劇を紡いでい行く!やっぱり暗いトーンになっちゃうけれども、心に突き刺さります!当時のミュージック・ビデオを見ると、スティングさんがやっぱり若いなぁ!この頃は金髪を長く伸ばしていて、今とは違う雰囲気もありで、やっぱりカッコイイですよね!

次のアルバムから参加される、ドミニク・ミラーさんとはこの曲では、後に一緒にクラシック・ギターを弾きながら演奏されるんですが、ミラーさん、彼こそ、アルゼンチンご出身ですから、よりラテン風味が増して、さらにブラッシュアップされた演奏を堪能することが出来ます!しかしミラーさんが居ない頃から、もうこういう曲を演られてたんだよねぇ?

この曲は私、ギターでコピーしました!意外にシンプルなんで、何となくコピー出来ましたが、スティングさんのようには、到底弾けないですね!プロのミュージシャンだからなぁ?いや、悲劇の物語を紡ぎながら、熱い熱い想いが入っているわけで、絶対にスティングさんの真似は出来ないですよね?

スティングさん、
やはりこの方は、
素晴らしいアーティストだよね?


※本日の1曲「♪フラジャイル(Fragile)(1988年)」は、ポーランドのシングルチャートで最高位No.1、オランダのトップ40で最高位10位、ベルギーでは最高位11位、オランダのシングル・トップ100で最高位12位、イタリアで最高位25位、スイスでは最高位64位、英国のシングルチャートで最高位70位、旧西ドイツで最高位92位、フランスでは最高位94位・・・を記録しているようです。アルバム「ナッシング・ライク・ザ・サン(...Nothing Like The Sun)(1987年)」は、日本と英国のアルバムチャートで最高位No.1、ノルウェーとスペインで最高位2位、スイス、オランダ、フランス、カナダ、オーストラリアでは最高位3位、旧西ドイツで最高位4位、スウェーデンで最高位7位、米ビルボード 200で最高位9位、ニュージーランドで最高位13位、米ビルボード・R&B・アルバムチャートで最高位52位・・・を獲得しているようです。



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2024年09月24日

1625.♪ザ・ラザラス・ハート




ラテン風味と英国民族音楽の融合?
辛辣な詩だけど、とても爽やかだよねぇ!


♪The Lazarus Heart/Sting(1987年)


スティング!さん、

やっぱり聴きたくなってしまいました!

そろそろ、女性の歌声に癒されたいなぁ〜!と思ってたんだけれど、やっぱりスティングさんの、80年代の頃の曲が、聴きたくなっちゃいましたぁ!今夜は彼のソロ通算2作目のアルバム「ナッシング・ライク・ザ・サン(1987年)」収録で、アルバムの1曲目のナンバーです!

爽やかで、ラテン風味もあって
スティングならではの
珠玉のナンバーだよねぇ?

ウィキペディアをチェックすると、この曲収録のアルバム「ナッシング・ライク・ア・サン」は、お母様が亡くなられた直後にリリースされた作品なんですよね?ポップなナンバーもあるけれども、やはり哀しいトーンに貫かれているます。もう一つ!彼が南米をツアーした時に知ることになる、内戦、監禁により殺害された犠牲者の方々のことを思って書かれた作品も、同時にあるんですよね?

本日のナンバーもそうで、ウィキペディアによると、生命・愛・死をテーマに書かれた曲のようです。ただ、この曲は爽やかな雰囲気もあるし、ラテン風味のリズムと相まって、爽快な気分にさせてくれるナンバーに、私は感じます!ライヴでは、ザ・ポリス時代のナンバーと繋げて、盛り上げていて、改めてカッコイイなぁ〜!感じちゃいますよ!

レコーディングでは、スティングさん自らベースを弾いていらしゃるし、盟友、アンディ・サマーズさんがこのナンバーでは、ギターを担当していらっしゃって、ちょっとポリスっぽい雰囲気もありますよね?イントロのエフェクトをかけたアルペジオが鳴り出すと、おお〜!サマーズさんのギターだよねぇ!って、一瞬で分かります!

マルサリスさんのサックス!

これがまた利いています!

イントロでギターと一緒にフレーズを奏でるは、ブランフォード・マルサリスさんのソプラノ・サックスの調べ!これがまた良いんだよなぁ!当時ソプラノ・サックスって流行ってましたよねぇ?高いキーで、何とも言えない、ちょっと儚い感じがする音色が、英国、いやアイリッシュやスコティッシュ風味でしょうか?そんな風味溢れるフレーズが、スティングさんならではな気がします!

そこに、パーカッションも含めたラテン系
のリズムと融合して、今また聴くと、凄ぇ〜〜なぁ!です。曲自体はシンプルですが、グイグイ引っ張られて盛り上がって行く!ここらへんがやっぱりお見事!実はこのアルバムリリース後の、ジャパン・ツアー!出来たばかりの東京ドーム公演に私、行ったんですよ!これが初スティングだったんですが、バックには、

前出のサックスの、ブランフォード・マルサリスさん、キーボードにケニー・カークランドさんとデルマー・ブラウンさん、トレーシー・ウォームワースさんがベース、ドラムスには、ジェイムズ・テイラー・ルイスさん、パーカッションには、ミノ・シネルさん、ジェフリー・キャンベルさんがギター・・・と、ジャズ界のアーティストを中心にした、豪華絢爛なバック・ミュージシャンが集結されてましたぁ!

(※レコーディングでは、ギル・エヴァンズさんが鍵盤奏者他として参加していて、当時注目されたようですね?後にエヴァンズさんとスティングさんは、また共演することになり、ライヴでも共演していますよね?)

こりゃぁ〜、最強のステージになるのは当たり前だよなぁ?ポリスの「♪トウー・マッチ・インンフォメーション」が繋がって演奏されていて、最高に盛り上がったことを思い出しますねぇ!髪の毛を長く伸ばし、クラシカル・ミュージックのマエストロのような服に身を包んだスティングさんが、これぞ英国のジェントルマンなお姿で登場!男が見てもカッコイイなぁ〜!でしたね。

後、ベースのトレイシーさんが、巧みに演奏しているけれども、めちゃくちゃ可愛らしかったのも思い出します!この後の3rdアルバム「ソウル・ケージ(1991年)」では、ライヴでもスティングさんはベースを弾き始め、ドミニク・ミラーさんが招聘されることになります!このアルバムも、もちろん聴きましたし、良い作品だと思うんだけれども、私は1作目と2作目がやっぱり、ソロのスティングさん!ですねぇ。


※本日の1曲「♪ラザラス・ハート(The Lazarus Heart)(1987年)」収録のアルバム「ナッシング・ライク・ザ・サン(...Nothing Like The Sun)(1987年)」は、英国と、日本のアルバムチャートで最高位No.1、ノルウェーとスペインで最高位2位、スイス、フランス、オランダ、オーストラリア、カナダでは最高位3位、旧西ドイツで最高位4位、スウェーデンのアルバムチャートで最高位7位、米ビルボード 200で最高位9位、ニュージーランドで最高位13位、米ビルボード・R&B・アルバムチャートでは最高位52位・・・を獲得しているようです。






posted by のぶそうる at 22:05| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アーティスト(洋楽)サ行・タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする