80’sの、
すべてが詰め込まれてる?
♪Back On My Feet/Vandenberg(1982年)
ヴァンデンバーグ!さんたち、もう1曲!
デビュー作「ネザーランドの神話(1982年)」と言ったら、シングル・カットされた、珠玉のバラード「♪バーニング・ハート(1982年)」が好きだ!って方々多いかなぁ?私も、良いなぁ!感じますが、こっちの曲の方に耳が持って行かれちゃって、と言うか、独特のノリがかっこよくて・・・今宵も彼らのデビュー・アルバム「ネザーランドの神話(1982年)」収録の1曲を!
ちょっと揺れる感じがカッコイイ!
でもやっぱり、
80年代が詰め込まれてるよね?
懐かしいなぁ!
この曲、当時リアルタイム時も好きだった曲です!エイドリアンさんのギター・リフがちょっと揺れていて、裏でカッティングをかましていて、絶妙なノリがあって・・・今聴いてもカッコイイですよ〜!ただ、やはりあの時代で、サビに入るといきなりズーマーさんのドラムが、♪ドコドコドコドコ・・・ツーバスになるんだよね!これぞ80年代!しかし、全体的に落ち着いた、
タイトでカッチリ・キッチリしてるところは、まさしくあの時代ですよね?そんな、ちょっと揺れるエイドリアンさんのギターと、ヒーリンクさんの歌声が相まって、今回聴いていて、90年代のエクストリームさんのような感じがしました!いや、これまた違うかなぁ?ヌーノさんとシェローンさんが演っている?もしかすると、彼らがこの頃のヴァンデンバーグさんたちを聴いていて、影響を受けていた?
でも彼らはやはり、ヴァン・ヘイレンさんたちからの影響大!のグループですよね?前回のナンバーも、途中ブレイクがあったりしましたが、何ともいろいろなアイデアが出て来るグループで、聴く方も楽しめます!またこの曲も、ライヴ映像を公開されている方のテイクを見て聴いたんですが、演奏上手いですよね?そしてオランダご出身ですが、アメリカンのようなダイナミックさもあるし、真っ直ぐに、聴く者を圧倒するバンドだよね!
♪危険の淵に立っていたけど、再び俺は立直るぜ!リードを取ることが出来るんだよ!・・・そんな詩のようですね?困難に立ち向かう!って言うのがテーマになっているのかな?これは普遍的なテーマだと思うんで、意味が分かると、またまた上がって行きそうです!特に今の時代のような、混沌とした時代には、こういう詩が勇気をくれるよね?
やはりギターだぁ!
ギターがやっぱり聴きどころかなぁ?前回も書いたけれど、エイドリアンさんのギターは、それほど歪んでないんだよね?ピッキング・ハーモニックスとか、この曲では演ってないかなぁ?タッピングとかを見事に決めていて、80年代のギタリストを強く感じるんですが、渋いフレーズも出て来るんだよなぁ?レスポールの持つ厚みのある音なのに、しっかりと粒が立っている!絶妙なプレイとサウンドを披露されていて、お見事です!
味のあるギタリストだよねぇ?
エイドリアンさんは、後にホワイトスネイクに参加することになります!しかし、腱鞘炎が原因で、腕が麻痺するって言う一大事に見舞われてしまうようです。その後引退されて、エアブラシのアーティストに転向されたようですが、腕や指の方も回復されて、また今現在も活動されているんだってね?知らなかったです。タイガーズ・オブ・パンタンさんと同じく、オリジナル・メンバーはエイドリアンさんのみらしいですが、
今の彼らも聴いてみたいですねぇ!
いや、聴かなきゃだなぁ!
レスポールの80年代ギタリスト!
未体験の方々にはぜひ、
堪能して欲しいですね・・・。
※本日の1曲「♪バック・オン・マイ・フィート(Back On My Feet)(1982年)」収録のアルバム「ネザーランドの神話(Vandenberg)(1982年)」は、オランダのアルバムチャートで最高位19位、米ビルボード 200では最高位65位・・・を獲得しているようです。