何とも言えない、
魅惑の世界が拡がります!
♪ラーメンたべたい/矢野顕子(1984年)
矢野顕子!さん、出番です。
YMOさんたちに魅せられていたら、アッコさんの歌が聴きたくなって来ちゃって・・・もうこの時期は、YMOさんたちは散開(解散)されていましたが、旦那さんである、坂本教授がプロデュースとキーボードプレイヤーとして、幸宏さんと細野さんも参加!と、YMO風味がある、良質なポップソングが、アーバンソウル風な、いや違うな!今またリバイバルしている、シティ・ポップですかね?
今また聴いても、心地良く響いて来ます!今宵は、アッコさんの通算7作目のアルバム、「オーエスオーエス(1984年)」収録で、通算9作目のシングルナンバーです。
忙しい現代女性の願い?
ちょっとメロウな旋律に乗って、
魅惑の世界が拡がります。
アッコさん!良いなぁ!この方って、不思議な魅力がありますよね?パワフルなのはもちろんですが、癒やされるんだよなぁ!特に男性は、心が洗われるって言うんだろうか?ストレスが、す〜っと消えて行くんですよー、なんて方々多いんじゃないでしょうか?アルファ波が出てるのかな?兎にも角にも、
素晴らしい歌声です!
リズムセクションに、ウィリー・ウィークスさんがベースで、カルロス・ベガさんがドラムスで参加されていて、東京とアメリカはLAにて、レコーディングされたアルバムなんですよねぇ?本日の1曲は、正にあの時代の最先端のポップソング!これが大好きな私は、やはり今聴いても心地良いです。ベースがもっとうなっていたように記憶してたんだけれども、意外にシンプルだったんですね?
しかし、生音カッティングのエレクトリックギター、シンプルだけど揺れるドラムス、そして、YMO風味が残る教授のキーボードサウンド・・・。そうそう、パーカッションも利いてて、これぞ、80年代ポップだよね?ただ、アッコさんのボーカルが、コメントされている方もいらっしゃいますが、独特の間があって、日本語だし、絶対ニッポンの歌!ニッポンの詩だよねぇ?って感じます。
1994年の国語の教科書にその歌詞が掲載されたようで、ウィキペディアを読んで知ったんですが、そうだったのかぁ?とビックリ!きっちり、かっちり機械的に正確無比が、YMOの音楽だったはずですが、日本人のDNAに刻まれている間の文化や、人間的な部分が意識せずとも出て来ているんじゃないかな?なんてことを感じるんだけど、いかがでしょうか?
そしてそして、紡がれる歌詞がまた印象的です!この頃のアッコさんは、美雨さんがお産まれになって、子育て真っ只中!ウィキペディアにも載ってますが、疲れた心身を癒やすためか?ふと夜中に、ラーメンが食べたい!って思ったそうな。そんな心情がこの歌詞になったようですね?後、女性の立場は?を問い掛けることに繋がって、何ともせつなくも、新しい、これからの女性や、夫婦のこと。仕事のことを、どうするのか?
・・・っていう、切実な話なんですね。でも、決して暗くならず、淡々と語りかけるように歌う彼女は、旋律と相まって、ポップに消化してるような気がします。
ラーメン、たべたい!
あついラーメン・・・。
冷めたラーメンでないところに、熱い想いが伝わります。今現在は、子育ても男女平等が基本になっていますが、なんやかんやで、女性への負担の方が、大きいのではないでしょうか?そんなことを考えると、男性である私は、自責の念にかられてしまいます。なんて・・・アッコさんの世界は、奥が深いんだよなぁ?改めて感じるばかり。この曲は、数多くのアーティストにカバーされているようですが、
2011年の上原ひろみさんとの、ピアノ共演でのカバーは圧巻ですね!ただやっぱり、オリジナル・バージョンが私は好きです!旦那様の坂本教授も今、癌と闘っていらっしゃいます!まだまだ教授には、そう!幸宏さんの分も、アッコさんももちろんですが、長生きして頂きたいですね・・・。
posted by のぶそうる at 23:49| 東京 ☁|
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アーティスト(邦楽)ま行・や行
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