ジャパンの残り香?
ファンキーなサウンドがカッコイイぞ〜!
♪Pulling Punches/David Sylvian(1984年)
デヴィッド・シルヴァイアン!さん、
ソロで出番です!
東京地方も、今日、雪が降り出しました!あっと言う間に積もってしまい、まぁ歩くのが大変でした。明日の地面が心配ですね?カチカチに凍ったアイスバーン。皆様、くれぐれもお気を付けくださいませ!
さて、こんなにも早く、ソロになられていたんですね?今夜は、デヴィッド・シルヴィアン氏のソロ・デビュー作「ブリリアント・トゥリーズ(1984年)」収録の、アルバムのトップを飾る、シングル・ナンバーです!
バックミュージシャン
スティーヴ・ジャンセンさん(ドラムス、パーカッション&シンセサイザー)、リチャード・バルビエリさん(シンセサイザー)、ホルガー・シューカイさん(ディクタフォン、ギター、フレンチホルン他)ロニー・ドレイトンさん(ギター)、ウェイン・ブレイスウェイトさん(エリクトリック・ベース)他の曲では、スティーヴ・ナイさん(ピアノ&シンセサイザー)、坂本龍一氏(ピアノ&シンセサイザー)、フィル・パーマーさん(ギター)、ダニー・トンプソンさん(ウッド・ベース)、ケニー・ホイラーさん(フリューゲルホルン)他・・・。
ジャパンの残り香を感じる最後の曲?
揺れるファンキーな感じもあって、
ノリノリでカッコイイですぞ〜!
アルバムのトップを飾るナンバーで、最初に聴いた時は、おお?この路線はまだ続くのかなぁ?と感じていたんですが、2曲目からは、アコースティックで、渋く、大人の音楽になっていて、う〜〜ん?と少年の頃の私は思ったものです。今また聴いても、芸術的であり哲学的である彼の、正に最初の音楽だったのかなぁ?と感じるんですが、私はジャパン時代の方が、やっぱり好きかなぁ?
と言いつつも、彼のソロとしては最高の出発だったんではないでしょうか?
ジャパン時代の、実弟であるスティーヴ・ジャンセンさんがドラムスを。そして、リチャード・バルビエリさんが鍵盤楽器を担当していています!それから、我らが教授!坂本龍一氏もいらっしゃいます。後に共演することになる、ドイツのアーティスト、ホルガー・シューカイさんもこのアルバムで共演しているんですねぇ?
しかしこのナンバーが終わると、一気に、環境音楽って言うんでしょうか?静かなトーンの、アコースティックで、独特のダークな雰囲気の世界が?拡がって行きます!当時リアルタイムで聴いた時には、環境音楽とかジャズとかって、良く知らなかったんで、これがシルヴィアン氏の新しい音楽なのかぁ?う〜〜ん、ちょっと難しいなぁ!と思ったんだけれども、良く聴いたアルバムです。
ただ、この次のソロ・アルバム「錬金術(1985年)」、ロバート・フリップ先生と共演した「ゴーン・トゥ・アース(1986年)」と続きますが、難かしいなぁ!って思って、聴かなくなっちゃうんだよなぁ。その後の「シークレット・オブ・ザ・ビーハイヴ(1987年)」は、またデビュー作のような感じで?おお〜!って来て、カッコイイなぁ!と感じて良く聴いたんですが・・・。
それから、ジャパンのオリジナル・メンバー(ロブ・ディーンさんは除く)が再会したプロジェクト、「レイン・トゥリー・クロー(1991年)」に行きます。このプロジェクトも、あまりピンと来なくて、じっくりとは聴きませんでした。やっぱり私は、ポップ・ミュージックが好きなんだよなぁ?ひしひしと感じます!長尺の曲や環境音楽、アンビエント。難しいんだよね!崇高で芸術性は高い音楽だと、もちろん感じるんですが、
や〜〜っぱり、大衆的で、シンプルなポップスが私は好きみたいです!さて本日のナンバーですが、前述した通り、正に、さようならジャパン!なんてことを感じる曲ですよね?ジャパンよりももっとファンキーで、いわゆるあの頃のニュー・ウェイヴ系のサウンドと旋律が、最高に気持ち良いです!シルヴィアンさんのヴォーカルも、しゃくる感じがなくなり?もっとストレートに歌い上げていらっしゃるように感じて、
ダンディズムが感じられて、渋くてカッコイイんですよねぇ!ジャケットを着こなし、パリっとした雰囲気。英国の紳士的なその佇まいは、もっと年を重ねられた今の方が感じられるんですが、パリっとした紳士!は、この時代が一番で、ニッポン人には決して真似出来ないのに、あたしゃ〜、懸命に真似したことを思い出します。正に私の青春時代を思い出させてくれて、何とも懐かしく感じますね!
紡がれる歌詞の方は、これまたシンプルそうで、実は難解?タイトルは、♪手加減してくれよ!って意味だと思うんだけれども、何か別の深い意味がありそうですよね?ただこのナンバーは、このノリに身を任せて、ノッてしまおう!で私は良いなぁ!と思っているんですが、どうでしょう?約40年も前のナンバーなのかぁ?でも、今ぐらいの年齢になって振り返ると、丁度良いんですかね?最高に心地良く響いて来ます!
※本日の1曲「♪プリング・パンチズ(Pulling Punches)(1984年)」は、英国のシングルチャートで最高位56位・・・を記録しているようです。アルバム「ブリリアント・トゥリーズ(Brilliant Trees)(1984年)」は、英国のアルバムチャートで最高位4位、オランダで最高位7位、ニッポンのオリコンのアルバムチャートで最高位16位、イタリアでは最高位23位、スウェーデンで最高位33位、ニュージーランドで最高位37位、オーストラリアでは最高位96位・・・を獲得しているようです。
posted by のぶそうる at 23:08| 東京 🌁|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記他
|
|