またしても
いや、最後の銀幕のスターが逝ってしまった。
と言った方が良いでしょうか?
スコットランドは、エディンバラご出身の名優
ショーン・コネリー!さんが、
滞在先のバハマにて、先月末に睡眠中に息を引き取られたようです。
享年90歳
本日は映画のお話になるのですが、
ショーン・コネリーさんは、大好きな俳優でしたぁ!幼い頃から映画好きの父親と、洋画に良く連れて行ってもらった私は、最初は話の筋すら良く分からなかった作品も多かったのですが、その中に、007シリーズがありました。ロジャー・ムーア氏がジェームズ・ボンド役の頃でしたが、段々と成長するにつれて、
ワクワクする冒険活劇に魅せられて、気が付けば007シリーズの大ファンになっていました。そしてシリーズの昔の作品を遡って行く訳なのですが、ムーアさんの前に(正式には一作、ジョージ・レイゼンビーさんがいらっしゃるんだけれど)、こんなにカッコイイ男がボンド役をやっていたのかぁ?と、やはりショーン・コネリー版ボンドにやられてしまいました。
そして、ティモシー・ダルトン氏、ピアース・ブロスナン氏、ダニエル・クレイグ氏とニュー・ボンドが弾き継がれて行って、今も世界中で人気を博すシリーズになるわけだけれども、やっぱり初期のコネリーさんのボンドが一番だよなぁ!と思うばかりです。その時代時代ごとに、しっかり合うキャスティングで、'60年代だからこそコネリーさんが映えるってのはあると思うんだけど、
長身でデカく広い肩幅、彫りの深い顔立ち、ビシッとスーツ姿が決まる・・・そんなダンディな雰囲気に、ちょっとおどけた、コミカルなところがあって、クスっと笑わせるところが混ざり合って、絶妙な立ち位置なんだよなぁ〜、コネリーさんのボンドは!しかしご本人は、あのシリーズが演じた役柄の中では、一番嫌いだとおっしゃていたそうですね?
その言葉通り?ボンド役を降りてから、数々の名作にて名演技を見せてくれたのですから、やはりボンド役にハマってしまうのが嫌だったのでしょう。その後演じた彼のパフォーマンスには、天才的な才能?いや、御大の場合、努力の結晶だったのでしょうねぇ!白髪になって皺を刻んだその枯れた風貌。しかし、熱い男をエネルギッシュに演じる彼の演技に、釘付けになりましたよね?
本当の意味でのカッコイイ男を、存分に魅せてくれた方だったなぁ!同じ1930年生まれでは、最後のスター?ちょっとコネリーさんと同じ匂いがする、クリント・イーストウッドさんがいらしゃいます!彼はまだ現役です。20世紀最後の銀幕のスターとして、彼には一作でも多く作品を、演技を見せて欲しいですね?コネリーさんの分も。
サー
ショーン・コネリーよ永遠に・・・。